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2010.09.23

Dash(ダッシュ)の感覚で気合いを得る

気合いってのを自在に使えれば、魔法を手に入れたも同然と思います。

本宮ひろしさんの何かの漫画で(喫茶店でちょっと見た位なのでタイトルを憶えていませんが)、地獄の川の対岸で美女(正体は地獄の魔女でしょう)が亡者(成仏できない死者)を誘惑する場面がありました。亡者は川を渡ろうとして溺れるのが決まりです。ところが、1人の男が、そんな亡者達に「びしぃっと気合いを入れんかあ!」と激を飛ばし、猛然と泳いで美女にたどり着くのを見て、亡者達も次々と川を渡りきってしまいます。漫画とはいえ、どこかリアルで、私は、気合いとは偉大なものだなあと感激しました。

アニマル浜口さんのように、「気合いだ!」を連呼すれば気合いが入るなら良いのですが、やはりどこかに生命の危険と言いますか、命懸けなところがないと、なかなか気合いは入らないものです。以前の戸塚ヨットスクールのように、いきなりヨットで沖に連れ出して、生命の危機に追い込むことで気合いを入れざるをえない状況にするというのも、確かに効果的であることは認めざるを得ません。

気合いが入らないと、セールスの仕事で家庭や企業を訪問できませんし、好きな人に告白もできません。結果、売上が上がらずにクビになり、恋人ができません。
人生に変化を起こすことができず、それは、もしかしたら体験できたかもしれない楽しい出来事を逃してしまうことになってしまいます。
涼宮ハルヒが小学6年生で悟ったように「面白いことは待っていてもやってこない」のです。
潜在意識の法則も、引き寄せの法則も、楽しいことを自分で起こすためのものであるはずです。
そのためには、根本的には気合いといったものが必要です。

気合いの修得には、身体を使う方法があることを最近発見しました。参考になればと思います。
昔、沢村忠さんという有名なキックボクサーがいました。一部のマスコミの無責任な報道のせいで、誤ったイメージが伝えられてしまったところもありますが、偉大なスポーツ選手であり、武道家です。野球で巨人軍がリーグ9連覇を達成した時に打撃三冠王に輝いた王貞治さん(当時の巨人軍の主軸打者でした)を差し置いて日本プロスポーツ大賞を獲得したこともありました。
超人的に強かった沢村さんも、年齢と共に衰えが忍び寄ってきたのですが、その中で彼は不意に力を復活させます。元々鋭かった回し蹴りの威力は全盛期を上回るほどでした。それにいちはやく気が付いた作家の寺内大吉さん(2008年にご逝去)が尋ねると、沢村さんは、ランニングの際に、普通に走るのではなく、時々ダッシュするように変えたと言ったそうです。
これは、肉体的なトレーニング効果も当然あるのでしょうが、気合いという面が大きいと感じます。つまり、ランニングで、ある程度疲労している中でダッシュするには、相当な気合いを入れる必要があります。この精神力が沢村さんに新しい力を与えたように感じます。
私は、昨年(2009年)の8月から毎日腕立て伏せをやっていますが、10回から始め、毎月10回ずつ回数を増やしていきました。100回くらいまでは順調でしたが、今年5月に100回に達してからは回数が伸びなくなり、3ヶ月で15回しか増えませんでした。それで、「そろそろ限界なのかな」と思いましたが、ボクサーがやるように、高速で行う方式でやってみますと、数日のうちに115回が楽になり、しかも、気力が充実して楽しくやれるようになりました。そして、先月末のことですが、すぐに140回に増やしました。
これも1つのダッシュでしょう。英語のダッシュ(Dash)とは、「激しく動く」とか「突進する」という意味です。
そして、ダッシュの感覚を覚えてからは、やはり、何をやっても以前より数倍うまくやれ、時には魔法のような力を感じることもあります。

ある程度慣れたことを、瞬間的に激しく行うことが気合いを入れる秘訣のように感じます。
世界的なピアニストやヴァイオリニストなどの演奏家になるには、毎日8時間以上の練習が必要と言われますが、非常に才能と実力を認められている12歳の少女が1日1時間しか練習しないといったことを聞いたことがあります。もしかしたら、彼女も、何かしらのダッシュの感覚を得ているのかもしれないと思いました。
何かの習慣を作るか、あるいは、既に習慣になっているようなことにダッシュの感覚を適応させてはどうかと思います。それが魔法の効果をもたらすと私は確信します。


【真空飛び膝蹴りの真実】
沢村忠さんの伝記です。驚くべき内容であり、これほど重要なことを学べるものはそうはないと感じます。

【強豪セールスの秘密】
日産自動車16年連続世界一のセールスマン奥城良治さんの秘訣満載の貴重な書。今出来ることを短時間化させていく能力開発法にも、今回の記事のダッシュの感覚を得るヒントがあるように思います。

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Comments

こんばんは、いつも興味深く読ませて頂いております。

私はピアノを弾く人間です。
以前は、正確さを求めてゆっくり練習することを心がけていましたが、最近はなるべく速く練習するようにしています。
案外、そうした方がうまくいくことに気づきました。
集中力を発揮すれば正確さが落ちることはありません。

他のことでも、気合を入れて集中し、できる限りスピーディーに物事をこなした方が意外とうまくいきますね。確かに魔法のような力を感じることもあります。
これはとても興味深いと思います。

ちなみに質問なのですが、一日一時間程度しか練習しない天才少女の名前はご存知でしょうか。
とても興味があります!

Posted by: mat | 2010.09.25 at 11:34 PM

★matさん
あの天才少女ですが、残念ながら名前を憶えていません。数年前にテレビで見たので、今は15歳くらいになっているかもしれません。たまたま見たので、番組名も記憶にありません。申し訳ないです。
1日1時間どころか、一度も練習したことがないけど腕前は凄いという人を2人知っています。1人は政木和三さんで、自分のピアノ演奏のCDを出し、自分で作った曲をあのウー・ルーチンに歌わせたり演奏させるのですから大したものと思います。もう1人は、画家の・・・えっと、誰だったっけ(笑)。版画を1枚もらったのですが、名前が出てきません。彼は数年前、ミュージシャンを連れて演奏旅行をしていました。彼に、「私も出来るか?」と聞いたら、「出来る」と言ってくれました。ただ、ピアノを弾く気が起こらないのでやっていませんが。

Posted by: Kay | 2010.09.26 at 07:59 AM

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