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2010.04.03

いつか知る悲劇と希望

誰でも、人生のある時期に、人は結局は利己的な生き物であることに気付く。
人格者と言われる人間でも、それはあまり変わらない。
このことから、人間不信や人間嫌いになったり、精神に歪みを持つことになる場合もあるかもしれない。

ごく稀に、力を得てから、他人のために生きる決意を持つ者もいる。
アルベルト・シュヴァイツァーはアフリカの未開地の住民のために無償の医療奉仕を行い、アーマンド・ハマーも本当は同じ道を志したが、ビジネスをやった方が世界のためになるとレーニンに言われ、元々が得意であったその道で世界を股にかけて活躍して名を残した。
現代世界最高の資産家であるビル・ゲイツは、まだ50代前半だが、残りの生涯を慈善事業に奉げることを決意しているようだ。

しかし、我々は、自分や、せいぜいが自分の家族のことで精一杯である。
だが、アルベルト・アインシュタインは「人は自分以外の者のために生きる決意をした時に、本当に生きることをはじめる」と言ったようだ。
しかし・・・とさらに反語を重ねるが、W.B.イェイツは「人生が悲劇であることを知った時に、人は本当の生に目覚める」と言った。
面白いことに、武内直子さんの「美少女戦士セーラームーン」という漫画で、イェイツの詩を熱心に読み続けていた土萠ほたるという名の幼い少女が、アインシュタインのこの言葉を口にし、自分の幸福だった子供時代の終りを宣言するのである。アーマンド・ハマーも23歳の時、「青春は終わったのだ」と力強く宣言した。

だが、どんな人間の中にも、無限の知恵と力が存在することは絶対に変わらない。
しかし、それを知らないから利己的になるしかないのだろう。
魔法の杖を授けられてまで自分の利益しか考えないということはない。
「マスターの教え」の中で、偉大な力を持つマスターは、「あなたは(私が授けた知恵で)限りなく豊かになるが、やがては、人類を悲惨から救うことに生涯を奉げるようになるだろう」と言っている。
アーマンド・ハマーが生まれた日(1898年5月21日)のわずか1日前に生まれたのが、私が毎日のように話題にするジョセフ・マーフィーだが、彼が世界中に教えた潜在意識による成功法則は、決して利己主義の教えではない。また、本質的には同じ教えであるが、ビル・ゲイツに偉大な知恵を授け、ハーバードを去らせたと噂されるチャールズ・ハアネルの「ザ・マスター・キー」も、そして、真実の成功のための教えは皆、「多くを与える者のみが多くを得る」と教えている。
考えてみれば、偉大な人物も、我々も、全く同じ原理で生きていることが分かると思う。


【マスターの教え】
1929年に出版されたとされる著者不明の叡智の書。偉大なマスターの、繁栄のための易しくて確実な教えがそのまま収まっている。少しの時間があれば読める短いシンプルなものであるが、霊感に満ちた言葉は生涯研究するに値すると言われる。

【眠りながら成功する】
マーフィーの教えを、軽薄な欲望達成のテクニックのように言われることがあるのを残念に思うことがあります。もちろん、大衆向きに易しく、時に希望を与えるために誤解を恐れない表現はしていますが、本当は深い、叡智に満ちた教えであると思います。

【ドクター・ハマー】
7歳で感動的な人生の目的を持ち、歴代の米ソ首脳と親交を結び、90歳を過ぎても自家用ジェット機で世界を飛び回って巨大なビジネスをしたハマーの生涯ほどエキサイティングなものは類を見ない。
ジミー・カーターは、この本を読んだ時のことを「至福の3日間」と言った。

【ザ・マスター・キー】
ハアネルの完璧な成功の教えを、分かりやすく修得しやすい通信講座にしたものを完全収録した驚くべき価値を持つ本だ。ビル・ゲイツに偉大な知恵を授けたという噂もデマではないと思う。
「ザ・シークレット」でも、この教えに最大の賞賛を表している。

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Comments

「魔法の杖を授けられてまで自分の利益しか考えないということはない」という表現になぜか惹かれます。
「自分の利益しか考えない」を「怒りをおぼえる」と読み替えて、いやなことがあった時に思い出すようにしています。

Posted by: shin | 2010.04.07 at 09:35 PM

★shinさん
大きな自信があると、心が豊かになり、利他の心が育ち、怒る必要もなくなるかもしれませんね。

Posted by: Kay | 2010.04.08 at 11:19 PM

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