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2010.03.26

反骨精神

およそ、真に卓越した人物で、反骨精神の無い者などおりません。
反骨とは、「不当な権力や世俗的風習に反抗する気概」という意味で、まさに、「権威を鵜呑みにしない」「世間に迎合しない」ということであります。

潜在意識の法則で世界的に知られるジョセフ・マーフィーも、凄まじい反骨精神の持ち主であったことは間違いありません。彼の著作は、表面的にはあまり激しい社会批判は感じませんが、反骨精神こそがマーフィー理論の真髄です。
マーフィーは、イエスの「私は世の中に勝った」という言葉が好きなように思われます。私も、新約聖書は少し読んだだけですが、イエスのこの言葉には強烈な印象があります。
世の中に勝たないと、潜在意識はあなたのために力をふるえません。言い換えると、世の中にどっぷり浸かっているなら、潜在意識の力に頼っていないことになります。

マーフィーはアイルランド生まれらしいですが、私はなんだか合点がいきました。
彼に、自分がケルト人だという自覚があるのかどうかは分かりませんが、私には彼にケルト人らしさを感じます。ユダヤ人とはまた異なるかもしれませんが、どこに住もうと独自性を強く保つケルト文化は反骨そのものです。ケルト・カトリックはローマ・カトリックとはかなり違った信仰です。マーフィーも伝統的なカトリック教会の教えに反発し、聖書の新しい教えを説く、サイエンス・ディヴァイン教会の牧師を長く務めました。
「20世紀最大の詩人」とも言われ、ケルト文化をこよなく愛するアイルランドのW.B.イェイツは、「大衆の中に真理はない」と言います。イェイツの人生は、彼の個人的聖書とも言える「ヴィジョン」は文壇どころか世界を困惑させ、死の直前まで安らぎを拒否した強烈な反骨の生涯であったと思います。
ユダヤ人の自覚は強くもっていたでありましょうアインシュタインも、少年時代から反骨精神に溢れ、学校では教師に真正面から反発しました。良い教師がいたことも認めてはいますが、基本的にドイツの学校教育を強く批判しています。ちなみに、日本の学校教育は昔のドイツのそれのコピーです。

マーフィーが崇敬していたに違いないエマーソンは、イエスの「私は世間に勝った」をそのまま実践していたような人だったと思います。
マーフィーは、世界最高の知恵の書の1つである、旧約聖書の「ヨブ記」について、ヨブはあなたの物語であると言います。エンマーソンは、「歴史」というエッセイで、やはり、歴史上の偉人について読むとき、自分の物語として読めと言います。
大衆救済の目的もあるでしょうし、何かから何まで反発する必要もありませんので、マーフィーは社会への理解も示します。荘子も、そのようなあり方を好ましいと言っているように思います。
現実社会の中で悠然と楽しく生きながら(「荘子」ではそれを逍遙遊と言います)、心は高貴な独自性を保つことがマーフィー法則の秘訣であり、それがないと、潜在意識の法則をうまく使えないと思います。


【精神について】
およそ、あらゆる卓越した人物達がことごとに崇敬するエマーソンの珠玉のエッセイ集。「歴史」「自己信頼」「償い」「精神の法則」「愛」「友情」「神」「円」「知性」が収められている。
偉大な知恵や力を説くだけではなく、あなたがその所有者であることも熱く語る。

【まだらの鳥】
20世紀最大の詩人と言われ、オカルティストでもあったイェイツの自伝的小説。名訳でもあり、その美しい描写に幻想の世界に引き込まれるようだった。激しい旅愁のようなものを感じさせるこの作品は、確かに精神の中の何かを目覚めさせるに違いない。

【あなたも幸せになれる】
豊かに、思い通りに生きることができるマーフィーの潜在意識の法則を通し、あなたが本当は何者で、どんな力を持っているのかを知り、驚き、喜んで欲しい。

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