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2010.02.25

超能力

超能力や霊能力といった超常現象を信じるかと尋ねられたら、ちょっと困ります。
いったい、何をもって超能力や霊能力と言うかが問題なのです。
よって、超能力や霊能力をどう定義するかによって、信じるか信じないかの私の答は変わります。

今でもあるのかどうか知りませんが、九州に超能力者のマスター(店主)がいることで知られる喫茶店があります。
普通に客としてそこに行けば、マスターが驚愕ものの超能力パフォーマンスを見せてくれます。
そのことを、私は船井幸雄氏の本で知りました。船井氏は、そのパフォーマンスは本物の超能力であり、マスターが超能力者であると断言していました。
私の友人は連れ立ってその喫茶店に出かけ(ちょっとした旅行が必要でした)、すっかり心酔して帰り、私の別の友人に聞いたところでは、「是非あなたも行って見てきて下さい。人間の力の素晴らしさが分かります」と力説していたようです。
どのようなパフォーマンスかと言いますと、お札にコインを自在に通り抜けさせたり(お札やコインは丸見え状態だそうです)、客のアナログ時計の長針を手を触れずにぐるぐると回転させたり、初めて会う客の家族等の名前や誕生日を当てたりとかだと思います。

私も興味を憶えたので、どんなカラクリか知りたいと思いました。
ただ、私も、ユリ・ゲラーがMr.マリックについて言っていたように、「あれが超能力なら素晴らし過ぎる(つまり、マジックである)」と思っていました。
私は、情報引き寄せを行いました。インターネットの情報検索が今のように発達していない時代でしたが、今でもネットで大した情報は得られないと思います。
情報引き寄せは無意識(潜在意識)に依頼しましたので、私自身は何もしませんでしたが、やがて、その喫茶店のマスターの間接的な知人に自然に会えました。そして、そのマスターが大学時代、東京のある私立大学のマジック同好会の会員であり、有名になってしまってから、同好会の元同僚がマスターに自粛を薦めていることも聞きました。このことが知られているのかどうかは私は全く知りません。
尚、こういった情報引き寄せは超能力ではなく、自然なことであり、もし超能力のように感じるなら、無意識に関する自然法則を理解していないだけのことです。

さて、そのマスターのパフォーマンスがマジックであることを指摘する人は多いようです。しかし、全てをマジックで説明することはできないと思います。
例えば、初対面の客の家族等の様々な情報を言い当てるなどに関しては、やはりトリックだと言い、種はこのようなものであろうと言う人はいても、それは推測でしかありません。
こういった情報取得に関しては、もっと大掛かりなものがありました。
「アガスティアの葉」をご存知でしょうか?
紀元前3千年頃、インドにいたと言われる聖者アガスティアが、未来に生まれる人間の運命を葉に書き記したもので、ある場所に行って、いくらかの質問に答えれば、その人について書かれたアガスティアの葉を探してくれるようです(料金は必要です)。葉を探すには少なくとも数日はかかるようで、また、必ずしも見つかるとは限りませんが、もし見つかれば、その人の一生に関して書かれているのだそうです。確かに、伝えなかったはずの情報をピタリと当てられて、非常に驚かされた人もいるようです。

超常現象の強硬な否定論者である物理学者の大槻義彦氏も、テレビ番組企画でそこを訪れて彼のアガスティアの葉を探してもらい、彼や家族の様々な情報や、「あなたは現在、お金で苦労していますね」と言われ、大槻氏が認めたという場面もありました。

アガスティアの葉に関する様々な否定論はあり、大槻氏も著書でイカサマと決め付けていますが、やはり推測での否定でしかありませんし、その否定論も、冷静に考えれば無理のあるものが多いと感じます。例えば、インドでも情報ネットワークは十分に発達しているから、手がかりさえあれば情報は得られるとか、特に、海外旅行では、ある程度の情報が旅行業者などに流れており、うまくそれを入手することも可能とかの意見がありますが、誰かが実際に検証したわけではありません。

よって、情報取得の超能力やアガスティアの葉については、私には結論は出せませんが、参考になることをいくつか述べましょう。
まず、そういったことをやれる自称超能力者や占い師は割といます。その気になれば、見つけるのは難しくはないと思います。
また、私の父親の名前を仮にタロウとし、私が独身として、そういった超能力者や占い師に、私の父の名前がヒロシで、妻の名はヨウコで年齢は23歳と答えさせることは可能です。
ただし、私には、これらの占い師等と同じことはやれません。彼らはプロであり、素質と訓練で技を身に付けたのですから。
しかし、最近、私がこのブログでよく取り上げる精神科医のミルトン・エリクソンならそれが出来ます。これまでもご紹介した本(再度、下にご紹介します)に、このあたりの種明かしを含め、エリクソンがこういったことについて説明したセミナーの話が収録されています。単にトリックの種明かしという意味でなく、人間を理解する上で大変に勉強になると思います。
また、世界的な成功法則の提唱者であるナポレオン・ヒルやクラウド・ブリステルらが超能力実在の証拠として取り上げるものに、アメリカのデューク大学でのライン博士の有名な超能力実験がありますが、エリクソンはライン博士に、自分が超能力者であることをすっかり信じさせたことがあると言います。もちろん、エリクソンは超能力など使っていません。

さて、ちょっと超能力否定に偏り過ぎた感がありますので、ちょっと肯定的な話もしましょう。
エリクソンを研究してNLP(神経言語プログラミング)を開発したリチャード・バンドラーの元弟子で、いまや世界最高の能力開発トレーナーとして知られるアンソニー・ロビンズという人がいます。このロビンズが行った自己啓発セミナーで、高熱の炭火の上を人々に歩かせる、いわゆる「火渡り」が有名です。
これについて、「元師匠」のバンドラーは、著書の中で、ちょっとしたコツさえ掴めば論理的に可能として、バンドラーを非難しています。
ところが、「ザ・シークレット」にも登場する世界的な量子物理学者のフレッド・アラン・ウォルフ(ウルフ)は、自らロビンズの火渡りセミナーに参加したのですが、物理学者として言うなら、炭火の状況と足の裏のわずかな火ぶくれの状態は理論的には説明しにくいとしています。


私の声はあなたとともに
この本の中でも、超能力、占い、読心術について、エリクソンが推測ではなく、彼が自ら行えることとして分かりやすく説明しています。もちろん、これらの種明かしが目的ではなく、精神療法における観察力の重要性を説明するために取り上げたものです。

聖なる量子力学9つの旅
「ザ・シークレット」にも登場した世界的量子物理学者フレッド・アラン・ウルフが、覚醒剤の体験をはじめ、様々な神秘現象に挑み、考察します。ウルフは、科学者らしく、あくまで冷静に公平な立場を守りますが、それが超常現象であるかどうかはともかく、我々の認識が非常に限られたものであるということは確かであると思われます。

大きく考えるための小さな本
著者のF.A.ウルフが量子物理学の道を選んだきっかけは、子供の時のある不思議な体験でした。
量子物理学の理解には量子論的な思想が絶対に重要と言うウルフによって書かれたこの本で、あなたも意識改革を起こせるかもしれません。

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Comments

情報引き寄せを無意識に依頼するのは確かに効果がありますね。


ちょっと無理っぽいと思われる時の方がまかせてしまうしかないので、かえって上手くいくぐらいです。


反対に欲があると、こじれることが多かったと記憶しております。


問題を潜在意識に上手くまかせてしまえて、答えを得た時はついついジョセフ・ マーフィーを思い出して感謝しています。

Posted by: ニャン・クン | 2010.02.25 at 03:59 PM

★ニャン・クンさん
私の場合は、純粋な好奇心か、それなりの志が必要かなと思っております。

Posted by: Kay | 2010.02.25 at 10:43 PM

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