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2010.02.20

どうすれば信じることができるか

「クリスマスキャロル」というディケンズの小説をご存知だろうか?
心の貧しい強欲な男が、そのままの生き方を続ければ訪れることになる、自分の悲惨な未来を精霊に見せられ、改心するというお話だ。
しかし、このお話には続きがあるに違いない。
やがて、その男は、「あれは下らない幻だった」と言って、元の守銭奴に戻るのだ。
おそらく、その可能性が圧倒的に高いと思う。

我々は、どんな生き方をすれば真に幸福になれるのだろうか?

荘子は、「なりゆきにまかせて作為するな」と言う。
イエスは、「思い煩うな。全て天の父が面倒をみてくれるから」と言う。
ラマナ・マハルシは、「全てを神に明け渡せ」と言う。
黒住宗忠は、「まるごと神様にまかせて面白く生きろ」と言う。
法然や親鸞は、絶対他力(ただ仏様の力に頼る)を説く。
岡田虎二郎は、絶対他力である静坐を教えた。
ジョセフ・マーフィーは、全て潜在意識の力に任せろと言う。
葉室頼昭は、「取り越し苦労や持ち越し苦労は神への侮辱」と言う。

いずれか1つでも、心から納得するなら、あなたの人生は確実に幸福と思う。
しかし、それは、絶望的なまでに難しい。

風説かもしれないが、あの空海ですら、神仏の存在を完全に信じることが出来ずに悩んだ挙句、崖の上から身を躍らせた。もし助かれば、神仏の存在を信じられると思ったからだ。
しかし、イエスは「神を試すな」と言う。そして、「人は証拠を見たがるが、見ずに信じられる者は幸せだ」と言う。
だが、人は、自分の考え方(多くは偏見である)と異なっていれば、証拠を見ても信じない。「偶然そうなった」と言うのだ。

信じやすい人というものがあると言われる。
そんな人が、盲目的、狂信的に何かを信じているように見えるかもしれない。
しかし、その人は本当は信じていない。恐れや不安を隠すために、自分すら騙して信じているふりをしているだけだ。それは不自然なことなので、抑圧となり、長く続ければ精神を病むのである。

実は私は、空海のような切実な想いがあってのことではないが、交通量の多い車道へ、物陰から飛び込んでみたのだ。少なくとも数回は。姉が何度も見たと言っていたので、かなりの回数だったかもしれないが、幼なかったので憶えていない。
あの五井昌久さんですら、目を閉じて道路を渡ろうとしたら、神様に「馬鹿野郎!目を閉じて道路を渡るやつがあるか」と言われたそうである。
私は、奇跡的にかすり傷1つ負わなかったが、果たして何かを信じたであろうか。

つまり、こういうことだ。
言い方が無いのでこう言うが、信じるものと周波数が合ってないと、本当に信じることはできないのだ。
聖人は聖人を信じるし、泥棒は泥棒を信じるのだ。
神様を信じるには、高い周波数を持つ存在である神様と周波数が合ってないといけないのだ。
岡田虎二郎が静坐を薦めたのは、「絶対他力」として頼るべき何者かと周波数を合わせてやろうとしたからだし、法然や親鸞が念仏を教えたのも、仏様と周波数が合うようにしてあげたかったからだ。
彼らの方法は易しい道、つまり、誰でも出来る簡単なことで周波数を上げる易行である。
そういった易しい方法を知らなければ、何かで名人、達人になるまで修行する必要があるだろう。

しかし、周波数を上げる最も強力な方法は、食を慎むことである。
水野南北はそれに気付いたから、「食が全て」と言ったのだ。
南北は、十代で牢屋敷に入れられたチンピラで、文字も読めず、背の低い醜男であったが、食を慎むようになってからは運命が開け、蔵7つを持つ大長者となり、天皇から貴族にまで叙せられ、当時は異例の78歳まで健康で幸福に生きた。女好きが玉に瑕で、8人の妻にはやや苦労させられたが、それでも、8人全部正妻とし、贅沢三昧させた彼の男としての力量は認めるべきかもしれない。
そして、南北は自分だけではなく、彼の教えに従った者は皆、健康で幸福になった。彼は天下に鳴り響く運命鑑定家(観相家)であった。しかし、その磨き抜いた観相術でも百発百中でないことを白状するが、食生活で鑑定すれば万に一つの間違いもなかったという。

食を慎めば十分であるかもしれない。
しかし、現在は、南北の時代と違い、人々の欲望は果てしなく巨大化し、修復困難なほど人間性は歪んでいる。
江戸時代というのは、意外かもしれないが、日本はかなり良い国であったのだ。
現在の特に日本やアメリカでは、舌を喜ばせる食品がとどまることなく作られ、人々を国家ぐるみで飽食・美食に駆り立てている。
かなり食を慎んでいる者にも、周波数の低い者が増えてきた。食を慎んでいるなら、一時は周波数が高かったかもしれない。しかし、自我の欲望に捕えられ、周波数を落としている者もいる。見ていて悲しいものである。敢えて言えば、自分では正しいことを言っているつもりでも、他者を口汚く批判するなら、食を慎んでいてもそうだと思って間違いない。
現在は、高次の力を借りた特別なことも必要かもしれない。しかし、大金をかける必要は絶対にない。下記にご紹介する「波動の法則」を読んでいただけたらと思う。


波動の法則
とりあえずは、足立育朗さんのこの本を一読すれば、大きく周波数が上がることは間違いないと思う。
この本の中に嘘が無いとは言わない。だが、嘘のない真理は、我々の役に立たない。
そして、周波数が上がっても、そのままでいれば、また下がってくる。そのあたりの注意も、この本に適切に述べられている。

新修 南北相法・修身録(全)
前半の「南北相法」は、稀代の観相家、水野南北が生涯を賭けて完成させた運命鑑定術を惜しげもなく公開している。
そして、後半(といっても、ページ数は少ないが)の「相法修身録」は、はるかに重要で、食の慎みの大切さ、意義を、慈悲のこもった迫力で、「これでもか」とばかりに訴えて来る。
この、我が国の誇りとも言える貴重な書が、新たに出版されたことは無上の喜びである。
真に良い本は売れない。この本も出版数は多くないと思う。入荷まで辛抱強く待って欲しいと願う。

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