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2010.02.01

善と悪の意味

真理に目覚めた人、つまり、悟った人は、例外なく、善とか悪といったものは本来、存在しないと言います。
善、悪にこだわっているなら、その人は悟っていません。

最近、このブログで、精神性の高い漫画やアニメのことを話題にしますが、CLAMP(4人組の漫画家ユニット)の初めてアニメ化された作品である「魔法騎士レイアース」のテーマは、漫画やアニメの中で直接語られることはなかったですが、「この世に絶対的な悪や、絶対的な正義は存在しない」というものだったようです。
この作品は、世間の常識的な価値観を持って見れば、何度も裏切られてしまいます。

今、善と悪に区別は無いと書いたのですが、役割としての善悪なら語れます。
無垢な子供時代を過ぎ、少し成長すれば、ほとんど誰でも最初は悪になります。それは、世間でいう悪とか、漫画や小説、映画、アニメの悪とも一致します。
迷いがあることを悪、迷いがないことを善と言います。
そして、決心をした時に善になります。
この世のあらゆる悪は、決心が出来ていないので迷っている状態です。
CLAMP 作品もですが、いかなる漫画、アニメ、小説、映画等の作品でも、悪役はいかに揺るぎない信念を持っているように見えて、必ず迷いが見られます。そして、ある時期までは、善の立場の方もです。実を言いますと、善の側のわずかな迷いが悪を同調させて呼び寄せるというのが、この宇宙の真理です。迷いが無ければ、悪を見ることはありません。
不正をする大物政治家や大企業の経営者らは、どっしりしているようで、迷いに迷っています。ただ虚勢を張って堂々としているだけです。心の中は惨めなものです。
ただ、ほとんどの人が、やはり悪です。もし、この世の悪が見えるなら、自分の中に悪があるのかもしれません。
先日も書きました通り、武内直子さんの「美少女戦士セーラームーン」では、作品中、セーラームーンが言った通り、セーラームーン自体が悪を招いていました。それは恋人を引き寄せるようなものです。
セーラームーンは、悪を倒したのではなく、自分が心を調和させること(これが決心なのでしょう)で悪を浄化していたのだと思います。
決心は、まあ、誰でもできるのですが、大多数の人はそれをしませんので、やはり迷ってばかりで、心の中はいつまでも惨めです。

何でも良いですから、良いと感じたことを決心して下さい。
例えば、昼食をやめるとか、毎日必ず腕立て伏せをするとか、親の批判をやめるとか、出来ることで、「それが良い」と直観したことを自分と約束します。
そして、決心したら必ず実行します。
欲望や虚栄心から起こったものでは決心は出来ません。そんなものを持ち続けると、状況や精神に不調和やトラブルを起こすことになります。
子供がエリート校に通う家庭がおかしくなるのはそのためです。簡単な原理です。
純粋な心から起こった決心なら継続できるでしょう。そうすれば、およそ何でもうまくいくようになります。

「魔法騎士レイアース」は、2部から成り、それぞれ3巻です。
上の段が1部、下の段が2部です。
表紙からも分かりますが、絵も非常に美しいです。
大人の場合、感性が無いと、読み通すのがちょっと難しいかもしれません。
1993年から連載が開始され1996年に完結の作品で、2003年に新装版が出版されています。

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