良い予感
元旦早々、私が目標として心に置きたいものが浮かびました。
それは、「無批判」というものです。
何物も何事も批判しない。自分すら!
心が宇宙を作り出す仕組みが分かれば、論理的にもそれが良いことであると思います。
心は、批判、非難するものを創り出します。
しかし、批判しないと思っただけではうまくいきません。心は批判が大好きです。だから世間も批判が大好きなのです。
批判、非難、あるいは憎しみの想いは必ず顕れます。それをうまく処理する方法を知っていれば、人生、勝ったも同然です。
尚、自分が批判されることについても正しい考え方が必要です。
それは、「本物は必ず(世間に)批判される」です。
間違っても、批判に批判で応えてはいけません。ただ、幸い、それは私にもできるようになったと思います。
後は、何も批判しないこと。さらに批判するものを創り出さないことです。
ポール・マッカートニーは、悩み苦しんでいた時、聖母マリアが顕れ「あるがままに」という警句を与えられたと“Let it be”で歌っていますが、私の場合は「捨てよ」という声を聞きました。
同じ意味であると思います。
「あるがまま」は止揚、「捨てよ」は分別の放棄。いずれも、批判を超えることから始まります。
胸の紅蓮を貫いた 彼女の声はepigram
~KOTOKO“Sociometry”より~
良い年になりそうです。
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Comments
明けましておめでとうございます。
「無批判」素晴らしいですね。
私もそう生きたいと心掛けていますが、
たまに地が出てしまいます。
しかし、どうも自分の母親だけ
には素直になれませんね(笑)。
今年もよろしくお願いします!!
Posted by: でるお | 2010.01.01 02:40 PM
★でるおさん
あけましておめでとうございます。
改めて、本年もよろしくお願いいたします。
私も、つい感情的になり、批判、非難をしますが、そんな時は念仏を唱えています。
その通りです。母親が最も恐ろしい。以前もお話したかもしれませんが、母親は子供を強力に支配できるよう、幼い頃から子供に不安と恐怖を叩き込むものですから。そこから逃れるためには、死んで生きることしか無いと思います。そして、それができれば、なにごとも思うがままですので、母親は神が与えた試練かもしれません。
Posted by: Kay | 2010.01.01 07:57 PM
kayさん
あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
確かに親というのは無自覚に強烈な
染脳をしますね。特に子供を怖いと
思っている親は。苦労しました。
「死んで生きるが人の道」って誰かが
言っていたような気がします。
2年間程上座仏教の瞑想をやっていましたが、
昔やっていた古神道に再び目覚めました。
Posted by: taku | 2010.01.01 09:54 PM
★takuさん
あけましておめでとうございます。
親からの洗脳は子供の頃に仕上がっていますが、精神の健康を保つ最も良い方法は、なるべく早く家を出ることと思います。
死んで生きることは、あるレベルを超えた人なら、みんな一度は言うかもしれません。
Posted by: Kay | 2010.01.02 07:07 AM