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2009.12.16

健康診断の結果から考える

11月11日に受けた健康診断の結果がやっと出ました。
当然、オールAと思っていましたが、ちょっと面白く感じた診断結果でした。

ダイエットや、コレストロールを減らすことに興味のある方の役に立つかもしれません。

まず、HDLコレストロールの量が、昨年、一昨年と比べ、急激に高くなっていました。
HDLコレストロールは、善玉コレストロールと呼ばれ、余分なコレストロールを肝臓に運ぶためのもので、多い方が良いとされるものです。
いわゆる、悪玉コレストロールというのはLDLコレストロールで、これは私は前回の検診でも低かったのですが、今回はさらにぐっと減ってました。
ただ、善玉のHDLコレストロールも、多い方が良いとはいえ、あまり多いと問題があるように言われます。そして、私は多過ぎるようです。
しかし、早い話が、悪玉コレストロールが減ると善玉コレストロールの方が増えるものであるらしく、私は単にそのようになっただけと思います。
1年で体重が約10kg減ってますしね。

私は、クルミやアーモンドが好きで必ず毎日食べているのですが、これらは高カロリーとはいえ、悪玉のLDLコレストロールを低下させます。それでいて、善玉のHDLコレストロールは減らさないようです。私は、そのような効果を期待する意図は全くなく、単に好きで食べていたのですが、その影響かもしれません。
ダイエットをしたい人や、悪玉コレストロールを減らしたいなら、クルミやアーモンドはお薦めできる食品であると思います。
特にアーモンドは、ポリフェノールやビタミンEを多く含みますので、強い抗酸化作用があります。私は、大半の病気や老化の原因は活性酸素のせいだと思っていますが、それを抑える抗酸化作用のあるものは、当然、身体に良いわけです。

私も、総合的なコレストロール判定はAでした。
尚、悪玉コレストロールが多くても問題ないと考える医師や研究者もい多いですし、彼らの論理の方が私には納得できます。

次に、赤血球が基準より少なく、血液検査自体がC判定(注意を要する)でした。
2年前からの資料しかありませんが、毎年減ってきています。
これは貧血を意味するらしい。
確かに私は立ち眩みが多く、歩いていて、足元がフラつくのを感じることはあります。
ただそれは、ソフトウェア開発という、独特のハードワークのせいと思っていましたけどね。
貧血といえば、対策は鉄分の補給というのが定番ですが、赤血球増加の方法もやはり同じであるようです。
最も効率よく鉄分を吸収できるのは肉類(特に牛や豚のレバー)だそうですが、私は一切の肉は食べません。
卵、牛乳、チーズも良いそうですが、私はこれらはたまに食べる程度で、牛乳は全く飲みません。
野菜では、ほうれん草、パセリ、もやしが鉄分を多く含むそうですが、考えてみれば、私はほとんどブロッコリーかキャベツしか食べません。

ただ・・・
私は、確かに、現在は多少の体調不良はあると思っています。
しかしそれは、現在、非常にストレスのある状態だからです。
とはいえ、体調も気にするほどのものでもなく、検診の結果を重視するとしても、検診結果からの報告は単に「注意せよ」です。
よって、心の平静を心掛けることで対策としたいと思います。それには、心を磨き、意識を理想的な方向に導けば良いのだと思います。


医学常識はウソだらけ 分子生物学が明かす「生命の法則」
著者の三石巌氏は物理学者で、「医学は科学ではない」と警告し、分子生物学に基づく分子栄養学の立場から、科学的に健康を考えます。
300冊以上の著書の大半は60歳を過ぎてから執筆したもので、90歳を過ぎても元気で活躍され、95 歳で亡くなられましたが、その95歳まで元気にスキーを楽しまれていました。本書も、「私は95歳になった」から始まる遺作でもあります。推薦を兼ねた前書きは、私がマーフィー法則関連で度々取り上げる渡部昇一氏で、渡部氏は著者が93歳の時の講演の見事さに感服されたようです。
著者は、自分は重症の糖尿病であるとあっさり明かしています。しかし、カロリー制限、運動奨励などの医学常識は一切無視していると言い切ります。
減量に意味なし、コレストロールが少ないとかえって危ないといったことを科学的に説明し、自らの身体で証明する等、医学の定説を科学的に否定することで医療常識の嘘を切り捨てています。

ほとんど食べずに生きる人―「引き算」の生き方革命
60歳を過ぎた男性が、超低カロリー食の生活を自らの身体で実験し、世界的医師が検証した貴重な記録です。
一般医師からは、「そんなことを続ければ死ぬ」と言われながらも果敢に実践し、全く逆に最高の健康を得ました。
少食で痩せると、脚が長くなってズボンを直すことになった、白髪が増えた頭髪が再び黒くなった等も興味深いと思われます。

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Comments

こんにちは。いつも楽しく、有意義に読ませていただいております。私も7月よりほぼ1食で進行しています。冬場は体が冷えてきましたが、毎朝のジョギング、ネックウォーマーとレッグウォーマーの着用で体も温まり、暖房なしの生活をしています。

私も幼少より極度の立ちくらみでしたが、最近はほとんど起こりません。Kayさんにはビール酵母とスピルリナがお奨めかもしれません。さらに(ビタミン剤嫌悪でなければ)ビタミンEもとてもいい感じですよ。

http://www.mypress.jp/v2_writers/hirosan/story/?story_id=1880027

Posted by: Hiro-san@ヒロさん日記 | 2009.12.16 09:25 AM

はじめまして。
こんな人が現在でも居るのか、と毎日驚かされて
おります。
私も昔南北翁の本を読んでいながら
小食ができませんでした。
貴方に触発され半年ほど経ちましたでしょうか。
体重は10キロ以上痩せました。

やはり赤血球が激減しているんです、私も。
プロテインを飲む事を考えています。

貴方の物の見方、凄いです。最高に勉強させて
貰っています。有難う御座います。
全部読ませて頂くつもりです。
どうかお身体お大事に。御武運を!w

Posted by: taku | 2009.12.16 01:55 PM

人気ブロランのランキング・ページから
 ブログタイトルとご紹介文を見て 惹かれ
  さっそく飛んで参りました。

 私自身も どちらかというと貧血気味でしたし
 (健康診断で前日の夕食を抜いて臨むと
 血圧の最高値が100に届かない!)
20年ほど前までは立ち眩みも しょっちゅうの事でした。

 ところが
  とくべつ健康重視の暮しを始めたというわけではなく
 単に必要と欲求の違いに対して敏感になっていったら
いつしか立ち眩みは解消……。
(暖房なしのテント暮らしを7年つづけたということもあって)
 耐寒力は おそらく明治人並みになって参りました。

今現在は というと
 以前は堪らなく厭だった夏の暑さも平気になり
 (自分が暑さそのものになると 涼風が感じられる)
まあ 一言で言えば すこぶる健康なわけです。

……なんて書いてきましたが
 特殊なライフスタイルなので 参考にならないでしょう。
そこで 一つだけ……

 鉄分の補給にはプルーンがいいですよ。

Posted by: 亀谷稔 / Minr Kamti | 2009.12.16 06:42 PM

★Hiro-san@ヒロさん日記さん
確かに、痩せると寒いですね。
私の立ちくらみは、疲れている時だけなので問題ないと思います。
私は、栄養には全く気をつかいません。野生動物は、超偏食でも病気しませんしね。


★takuさん
私は、赤血球が少なくても、全く気にしていません。
栄養とか、食事バランスとかも、考えたことはありません。
オバマ大統領は、毎晩、サーモン、ブロッコリー、ライスだけですし、世界には、トウモロコシしか食べないけど長寿で健康な民族とかもいます。
人間の身体というのは、医学などをはるかに超える神秘なものだと思っています。


★亀谷稔 / Minr Kamtiさん
実は私は、医学は全く信用しておらず、健康診断の結果も、全く気にしていないわけです。

暖房なしのテント暮らしを7年とは素晴らしい。
私も、同じようなことをしたいものです。

オバマ大統領や宮崎駿監督は毎日同じもの(粗食です)しか食べませんが、私はそれで正常と思っています。
もし私が不健康なら、心を安らがせて治したいと思っております。

Posted by: Kay | 2009.12.16 09:41 PM

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