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2009.12.22

ドラゴンの夢

深夜に、ブルース・リー主演の「燃えよ!ドラゴン」を放送していたので録画して観た。
ブルース・リーとは、1973年に32歳の若さで亡くなった中国人俳優で武道家であり、現在も人気は衰えない。
リーの映画がヒットした後、彼のように上半身裸で肉体美を披露しながら戦うアクションドラマが流行ったが、他の俳優は、筋肉の量そのものは遜色なくても、リーの肉体やアクションの美しさや迫力とは比較にならなかった。
リーの肉体の美しさは、筋肉の量よりは引き締まり方が素晴らしく、特に下半身の細さが印象的だ。おそらく、普段から低カロリー、高繊維質の食事をしていたのだと思う。実際のことは全く知らないが、肉や菓子の類は、ほとんど食べない人ではと思う。
また、本格的な武道家であるリーの動きの速さ、機能性は、やはり、普通のアクション俳優とは別次元のものだと思う。
演技における彼のオーバーアクションは、西洋人ともやや異なる感じがするが、日本人がやるような滑稽さはない。彼がアメリカ生まれで、アメリカで生活していたということもあるが、彼の明確な演技ポリシーや、個人としての信念が特別な雰囲気を持たせているのだと思う。

彼の時代の、西洋における東洋人差別は、現在では考え難いほどのものだったようだ。アメリカのTVドラマで人気が出ても、ロケでは、同じ番組に出演していた西洋人俳優とは別の安ホテルをあてがわれるなどは当たり前だったと聞く。
俳優としても、武道家としても苦難の人生だったようだ。
彼も、成功哲学を実践していた。
西洋の成功哲学では、明確な目標設定が重要だ。
彼が望んだのは、2千万ドルの資産と武道を極めることで得られる心の安らぎだった。
武道家としての望みは純粋なものだったかもしれないが、資産については、ビジネスに関わる煩い事から逃れたかったからではないかと思う。彼の死因は不明だが、間接的にはビジネスでのストレスの影響が大きかったようにも思う。

武道で痛めた後遺症に苦しみ、強い痛み止めを常用していたようだ。
異なったタイプであるが、肉体と技の美しさ、薬の常用と急死、私生活の謎、そして、道を究めようとするストイックさと強い思想に、マイケル・ジャクソンとの共通性を感じた。

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Comments

当時は死因は筋肉増強のための
ステロイドではないか、と言われて
いましたね。
しかし、まさに不世出の人でした。

Posted by: taku | 2009.12.23 at 01:08 AM

★takuさん
リーは、筋肉増強剤を使用したような身体ではなかったと思います。
プロテインで作ったような身体でさえないと思います。
いわゆる、極端なマッチョ特有の「きもちわるい」感じがまるでなく、美しい筋肉であったと感じます。
司法解剖で、麻薬の検出と脳の肥大化がありましたが、やはり、強い痛み止めの薬の影響はあったかなと思います。

Posted by: Kay | 2009.12.23 at 08:14 PM

そうですか。
貴方が言うならそうなのかも
しれませんね。

Posted by: taku | 2009.12.24 at 12:46 PM

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