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2009.11.26

マインドコントロールの達人

私は、マインドコントロールの達人3人と会ったことがある。
彼らの技術は、基本的には催眠術と言っても良いとは思うが、今をときめくマインドコントロールあるいは洗脳の専門家である苫米地英人さんの本を読むと、ただの催眠術より強力な方法もあるらしく、いずれにせよ、高度な専門家に狙われたら普通の人は逃れようがなく、意のままに支配されてしまうものらしい。
私が会った3人のうち2人は、セミナーでは大変な人数を集める人達で、1人はテレビにも何度か取り上げられ、国民的な人気スポーツ選手など有名人の指導実績も多い。最後の1人は、著名な経営コンサルタントの知恵袋で、彼をよく知る人に、彼はあまり表に出ない人だと教えられた。
彼らの技はすごいものである。
少し例をあげよう。
彼らは、以下のように、人の心身を支配できる。

■自分の名前を忘れさせる。名前を忘れた者は、名前を聞かれると困惑して頭を抱える。
■特定の数字を忘れさせる。例えば、数字の5を忘れさせた後に、指を折りながら10まで数えさせると、「1、2、3、4、6、7、8、9」と数え、指が1本余って不思議がる。
■自分(術者)を父親や恋人だと思わせる。術者が「私は誰か?」と聞くと、「お父さんだ」と答えた。
■ただの水を酒だと言って飲ませ、酔っ払わせる。
■身動きできない金縛り状態にする。
■女性に手も触れずに性的エクスタシを感じさせる。

最後の3つは、私は直接には見ていないが、私の親しい知人が水で酔っ払わせられ、金縛りにさせられた。また、その知人が、若い女性がエクスタシに達したと思われる様子を見ていた。

私は、1人については、彼のセミナーの受講生として2回参加した。高額なセミナーで、個人指導も多かった。
次の1人は、私はセミナーの主催者の1人として会い、その弟子とも何度かあった。
最後の1人は、個人的に紹介された。

いずれの人も、私の心身を支配することはなかった。私を意図的に避けているように感じた。
1人は、私のすぐ目の前で、ある女性の心身を支配しようとしたが、全く何もできなかった。
別の1人の術者の弟子が、私の支配を試みたが、全く成功せず、すぐに諦めた。

彼らがセミナーなどでパフォーマンスを披露する時は、支配しやすい者を慎重に選ぶようであった。支配しやすい人とそうでない人を確実に見分ける方法があるのだろう。私は、非常に支配しにくいのだと思われる。
支配しやすい人というのは、表情がぼんやりとして意思が弱そうだったり、単純で信じ込みやすいタイプだと私は思う。
何度かお会いした政木和三さんは、自身の胃潰瘍が暗示で消えるのを経験し、また、彼が医学研究生だった時、患者の胃潰瘍を暗示で消したこともあったらしい。暗示やプラシーボ効果を催眠術というなら、政木さんは、自分より生命エネルギーの高い相手に催眠術をかけることはできないと著書に書かれている。
ジョセフ・マーフィーもまた、潜在意識による成功法則の指導の道に入ったきっかけは、悪性腫瘍を暗示の力で治した経験によるものらしい。
実は、私自身が、マインドコントロールを行った経験がある。大変に酒好きな女性を、暗示で酒が飲めないようにして、かえって恨まれたこともある。私は、上にあげた術者のやり方を観察したり、独自に催眠術やNLP(神経言語プログラミング)を学んで、いくらか技術を修得したのだった。また、私自身は、様々な訓練で自己支配の能力を高めていたので、他者の術にも対抗できるのだと思う。


神経言語プログラミング―頭脳(あたま)をつかえば自分も変わる
私が学んだNLP(神経言語プログラミング)は、NLPの創始者リチャード・パンドラーによる、このおそらくは最も初期のテキストだ。今はもう古いという意見もあるが、私はそうは思わない。そのパンドラーが師と仰ぐ精神科医のミルトン・エリクソンの技法の重要度すら全く衰えていない。エリクソンの理論を基に、元々は数学とコンピュータが専門のパンドラーが構築した初期のNLPを私は気に入っている。尚、苫米地英人さんも、自分はエリクソン派と言っているようだ。
エリクソンの手法は1つの究極と思うし、パンドラーのNLPはそれをシンプルで、誰にも実践可能な形にしたと思う。そして、実践には、この本1冊で良い。「新しいNLP」がいくら出てきても、この本の人気が衰えないのがそれを証明しているように思うし、本文でも書いたが、私もいろいろ効果を実証している。

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Comments

他人からマインドコントロールされやすい人は、自分が自らをコントロールしやすいということであり、上手く使えば自己実現の大きな力になりますね。
ご紹介の本を読んでみます。

Posted by: ふくちゃん | 2009.11.26 at 03:02 PM

★ふくちゃん
いえ、他人からコントロールされやすいのは、自分で自分をコントロールできないからです。
紹介したパンドラーの本は、自分で自分をコントロールする強力な技法です。

Posted by: Kay | 2009.11.26 at 09:34 PM

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