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2009.10.13

言霊

ハンセン病(らい病)は、現在でこそ完全に治癒が可能であるが、人類の歴史を通じて、特に昭和の初期位までは絶望的な難病であった。
もちろん、現在でも、適切な治療が行われないなら、やはり恐ろしい病気である。
江戸末期の神道家、黒住宗忠は、難病をまじないで治すという評判が高まってしまい、実際に治す力があり、頼まれれば断わらずに治療を行ったという。
その中に、ハンセン病の患者がいた。
宗忠は、患者に「有り難い」を一心に、1日百回唱えよと言った。
しかし、患者がその通りにしても治癒の気配はなかった。
そこで、宗忠は、「では1日千回」と言った。
患者は従ったが、それでも治らない。
すると、宗忠は、「1日1万回」と言う。
患者がその通りにすると、1週間後、患者は吐血し、眠りについたが、目覚めた時には完治していたという。

言霊の力について最近よく聞くが、この話が、その威力を最も端的に語っていると思う。
斎藤一人さんがよく、そういった言葉の力を説いているが、西洋でも、ノーマン・ヴィンセント・ピールや、「マスターの教え」、あるいは、ジョセフ・マーフィーの成功法則などで、良い言葉を口に出していうことを薦めているものもある。
「はじめに言葉ありき」らしい。

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Comments

おはようございます。

興味深い記事をありがとうございます。

言霊には、人生を一撃で変えてしまう破壊力があると思います。

お医者様ももっとそこを使っていただければ、と思います。

(上手な方とそうでない方がいらっしゃるって事です)

Posted by: | 2009.10.16 04:46 AM

恐縮ですが、無記名のコメントは削除が決まりです。

Posted by: Kay | 2009.10.16 03:52 PM

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