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2009.10.03

やる気のない自動車会社の販売員

私は自動車に関しては、「必要なければ買うな」「乗るなら長く大切に」と書いてきたが、今回はかなり違うことを書きたい。

アメリカに、ロス・ペローという大富豪がいる。
1992年と1996年の2度、アメリカ大統領選に立候補したことで憶えておられる方も多いと思う。
現在までのところは大統領にはなれなかったが、選挙戦では「お金の問題で負けることはない」と言われるほど、他候補を圧倒する潤沢な資金をつぎ込んで、政治経験が無い割にはよく戦った。

彼が、自分の車を点検に出した時のことだ。
大富豪には珍しく、自分で車を持ち込んだのかもしれない。
点検の完了を待っている間、自動車会社の人はコーヒーを薦めてはきても、新しい車を買えと言わないことがペローには疑問だった。
そこにいるのはロス・ペローである。いかなる高級車でも、ポケットマネーで、配って回るほど買えることは誰でも知っているはずだ。
しかし、誰も彼に新車を薦めない。
その時のペローの不満が雑誌か何かに掲載された後、ペローの家から遠い場所にある自動車販売会社の若いセールスマンが、最高級の新車を運転してペローの家に行き、帰りはペローの持つ別の車の後部座席に坐って帰ることになった。

私は高級車は不要だし、買えないが、前回も書いた通り、新車を注文した。
これまで乗っていた車の販売会社やセールスマンは、私に新車を買えと一度も言わなかった。
それで、何だか、買って欲しくないのかなという気分になり、別の自動車会社であるS社の車を見に行った。
展示されていた車の中の、私が気に入った車について、応対していただいた販売員の方といろいろ話し、見積りももらった。
私は、今は契約しないが、買う気はあるから、いつでも連絡してくれて構わないと言って引き上げた。
しかし、数日経っても、電話の1本もないので不思議に思っていたが、さらにその後2週間以上も音沙汰なしだった。ある平日、あの時の販売員が私が外出中に訪問してきたようだ。しかし、それからも連絡は全くない。

そのS社が全くアクションを見せないので、D社のWebサイトで、新車のオンライン見積りを申し込んだ。名前も住所も書き込んだ。
「1ヶ月以内に新車を買う」と書いた。
しかし、このD社も、家に来ないばかりか、電話の1本、メールの1つもして来ない。

今の自動車会社って、こんなものなのか?
大不況で車が売れなくて困っているはずではないのか?
私も営業は素人ではない。こんな体たらくで車が売れないと嘆くなど片腹痛い。

さて、そこでM社に行った。
やはり目当ての車を見つけると、見積りをもらった。
さて、今度はどうだろう?
その日、夕食が終わった頃、応対してくれた販売員の方が来てくれた。
私は、家の中に招き、「色で迷っている」と話し、次に店に行く日時を伝え、その時に契約をしたのだった。

日本の自動車はどれも素晴らしい。
しかし、販売員がやる気がないのではないだろうか?
こんなやる気のない自動車会社を援助する必要があるとは思えない。


強豪セールスの秘密
時代錯誤もいいところかもしれないが、確実に何かを得られるに違いないと思う本。
日産自動車16年連続世界一の伝説の強豪セールスマンの自伝。
何も持たない者が、セールスという仕事に賭けて激しく生きた記録。本物の迫力に圧倒されて血が燃えるか、ただ冷笑するかはその人次第。


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