大祓詞は神様の言葉
私は、昨年末から、神道の祝詞(のりと)である大祓詞(おおはらえのことば)を毎日必ず唱えてきました。
祝詞とは、辞書によると「神事に際し、神前で読み上げて神に申し請う内容・形式の文章」とあります。
流派によって多少異なると言われますが、これで780文字ですので、般若心経が262文字ですから、ほぼ3倍となります。
般若心経は、最後の呪文の部分以外は、文章としての意味は、はっきりしているのですが、それに対し、大祓詞は意味を考えても仕方がないものらしいです。もっとも、般若心経だって、文章の表面的な意味が分ったところでどうなるものでもなく、やはり、ただ唱えることに意義があるのだと思います。
今年7月の終わりまでは、大祓詞を、基本的に夜1回だけ上げました。
しかし、8月から10月まで、毎月千回唱えるという目標を立てました。
平日はどうしても時間の制約があり40回がせいぜいですので、休日は百回唱えることが多くなりました。1回唱えるのに3分ほど必要ですので、百回だと300分、すなわち、5時間はかかります。
平日は5時起き、休日も6時までには起きて、なんとか励みました。
結果、8月は1500回。9月は1600回を達成しました。
そして、10月はさらに多いペースで進み、18日に140回唱えた時、8月も1105回となり、3ヶ月連続千回の目標を達成しました。140回だと7時間かかったことになります。
そして、さらに回数を重ねようと思いましたが、それよりも、大祓詞の、もっと正しい唱え方が分かったように感じました。
正確には、8月1日から10月18日までで、4332回唱えました。
良い唱え方をするには、心を静かにさせる必要があります。心が動いていると、大祓詞を上げると、それを感じます。
しかし、数回唱えているうちに、心が静まり、無我に近くなるように思われます。そうすると、神様の知恵が流れてくるように感じます。
大祓詞は、人が作ったものではなく、神様の言葉であると思います。
世界中で、太古の賢者が聞いた神様の言葉が残されていますが、これほど完全な神様の言葉が残されているのは稀、あるいは、日本以外では皆無かもしれません。
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