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2009.09.02

大祓詞の唱え方

先月は休みも多かったこともあり、1527回、神道の代表的な祝詞である大祓詞を唱えた。
1日平均50回程であるが、1回唱えるのに3分はかかるので、50回なら2時間半必要だ。
休日には百回、あるいは、それ以上唱えることもあったが、これには5時間から6時間かかる。

その唱え方として、まず参考にしたのは、春日大社の宮司であられた葉室頼昭さんが著書の中で書かれていたものだ。
それは、「一語一語をはっきりと発音する」だ。
葉室さんは、一語一秒でも良いと書かれていた。さすがに、そこまでゆっくり唱えるのは、忍耐の問題で私には難しいが、読み間違いをしない、落ち着いたペースで唱えることを心掛けるようにした。

大祓詞を上げる際には、常に変わらぬ調子でやらないといけないと思うと共に、同じ調子ではやっていられなくなるということもあった。それで、実際には、いろいろ試行錯誤をした。早口で唱えたり、ゆっくり唱えたり、また、非常に微かな声で唱えてみたこともある。
大祓詞は修行ではないのだが、様々なことに気付かされ、修行のように感じることもあった。実際は、修行にもなったかもしれない。
気付いたことの中では、次のようなことがある。
明治、大正の偉大な思想家、岡田虎二郎が創始した行法である岡田式静坐法では、「胸の力を抜け」と言うが、私には胸の力を抜くなんて意味が分らなかった。そもそも、胸に可動部分なんてない。しかし、大祓詞を唱える間にそれが分り、胸の力を抜くと、非常に自然で楽に唱えられることが分った。他にも、大祓詞には、様々な知恵や経験を融合し調和させる力もあるのではと思う。
大祓詞自体に意味はないと言う。重要なのは、一語一語の言葉の音と、その組み合わせと思う。
そして、それは恐ろしいまでに精妙かつ神秘的なものであるのだが、それは唱えているうちに分ってくると思う。そして、日常の中で、自分の変化に気付いて驚くこともあった。
これまで何度も書いたが、大祓詞は日本人の貴重な宝であると思う。

以下に、葉室頼昭さんのCD付大祓詞の本と、柳田誠二郎さん(元日航社長、元日銀副総裁)による岡田式静坐法の書籍を紹介しておく。





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Comments

私のiPodに入れてある大祓詞を『お母さん、これ何?』と聞く息子に『一万回唱えたら分かるよ。』と言ったらブツブツ言ってるようです。
中学生は何を感じるのか…

しかし私も中学生ぐらいから大祓詞を知り唱えたかった…

Posted by: カナリア | 2009.09.02 at 07:36 PM

★カナリアさん
過去を「こうであれば良かったのに・・・」と思うことは、最も悲しむべきことです。

Posted by: Kay | 2009.09.03 at 06:32 AM

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