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2009.09.27

プラーナで生きる

この2ヶ月ほど、身体が非常に厳しい状態でした。
シンドイ、空腹感が強い、めまいがする、歩くとふらつく。
1日1食の菜食・少食生活が1年数ヶ月になる中、健康状態は絶頂であるはずがなぜだろうと思いましたが、一時的なものであろうと放っておきました。しかし、改善がありません。
一度の食事である夕食の際、肉類は食べないまでも、魚や卵を食べてみたり、少々多くも食べてみましたが、状態は変わりません。

全く食事をせずに生きられるという山田鷹夫さんの「不食実践ノート」という本を見ると、山田さんにもそんなことがあったことが分ります。ただ、山田さんは、後に解決を見たためか、その原因には触れていなかったように思います。
山田さんは「不食」という本で、食べることも眠ることもなく生きる聖女テレーゼ・ノイマンのことを取り上げていますが、テレーゼがなぜそのようなことが可能かについては、本人が秘密を明かしていないとだけ書いていたように思います。
しかし、山田さんも引用されていた、インドの聖者パラマハンサ・ヨガナンダの自伝である「あるヨギの自叙伝」で、ヨガナンダは、テレーゼに、「あなたはプラーナを吸収して栄養にしている」と言い、テレーゼもそれを肯定していたと思います。

プラーナとは、科学的な説明は難しいですが、簡単に言うと、あらゆる場所に存在する未知のエネルギーで、中国や日本でいう「気」と同じものと言って良いと思います。
「スターウォーズ」で、ルークがヨーダに「フォースはどこにあるのですか?」と問うと、ヨーダは「どこにでもある」と答えますが、フォースも同じものを指しているかもしれません。
また、「荘子」でも、「道(タオ)はどこにあるか」という質問に、やはり、どんなものの中にもあると答えられています。

これらのことを思い出し、私は、どうやら、プラーナ、あるいは、気の不足と思い当たりました。
では、これらを補充しなければなりません。
気やプラーナの吸収については、ヨガや気功の世界で、いろいろな手法が語られています。
しかし、私が思うには、そのほとんどが問題があります。
必死で、気やプラーナを取り込もうとする人達が沢山います。広大な自然の中の気を取り入れるというのはまだ良いとしても、他人の気を取るなどといったとんでもないものもあります。この逆の立場で、気功師と呼ばれる人達が、病人など、気が衰えた人に自分の気を送るというのもありますが、これもどこか納得できません。
だいたい、気やプラーナはどこにでもあるのです。空気を必死で取り込んだり、大海の中で水を必死に取り込もうとしても意味はないのではないでしょうか?

気に関して、私が知る限り、まともなことを言っているのは、合氣道家の藤平光一さんだけでした。
藤平さんは、合気道の開祖であり、伝説的な武道家である植芝盛平さんの弟子だった人です。
藤平さんは、「氣は出せば勝手に入ってくる」と言います。
尚、藤平さんは、氣を表すのに「気」の文字は間違いで「氣」が正しいと言います。

さて、では、どうすれば氣が出るのでしょうか?
ちょっと思い出し話をします。
藤子不二雄さんの「パーマン」という漫画がありますが、パーマンは、パーマンマントを装着することで、時速91キロで空を飛べます。ある時、パーマンのマントを奪った男が飛ぼうとしますが、さっぱり飛べません。男がパーマンに「どうやったら飛べるんだ?」と聞くと、パーマンは「飛びたいなあと思えばいいのさ」と言います。
藤平さんも同じようなことを言います。「氣が出ていると思えば出る」

ただ、初心者の場合は、空気中にプラーナ、あるいは、氣があり、深く呼吸をしながらそれを吸収していると思っても良いと思います。
そういった呼吸方法を、ヨガではクンバハカと言い、気功にも様々な呼吸法がありますが、「ローム太霊講和集」(霞ヶ関書房)に、非常に効果的な呼吸法が書かれています。
深く息を吸って息を止め、毛穴から息が出て行くようにします。
実際には、毛穴から息が出ることはありませんので、そうイメージせよということでしょう。これは、午前中に行うよう指示されています。ただ、出来るまでに3年かかるそうですが。
ヨガからヒントを得て開発されたという、超スピード学習法であるスーパーラーニングでは、理由は分らないながら、吸った息をいったん止めることの効果を実証しているようです。
多くの能力開発メソッドでも、吸った後、少し止めることを取り入れています。
W.E.バトラーの魔法の訓練でも「4の呼吸」と言い、4つ数えながら息を吸い、2つ数える間止め、4つ数えながら吐くといったものがあります。ただ、息を止める際、気管を塞ぐのではなく、肋骨の位置を止めることで行うことが大切と書かれています。また、初心者は長時間行ってはいけないと注意されています。

プラーナ、あるいは、氣を活用する能力が高いと、大変な少食であっても、痩せないばかりか、太る場合もあるようです。
岡田虎二郎や、黒住宗忠らは百キロを超える巨漢でした。
また、プラーナや氣を自在に支配できると、様々な不思議を起こすことも可能と思われます。

で、私は、氣を出すことで、たちまち体調が回復し、気分も明るくなりました。
ただ「氣が出ている」と思う、あるいは、感じるだけです。

藤平さんの素晴らしい本は、文庫化され、安価になっていますので、是非読まれると良いと思います。
引きこもりなど、人間関係で苦しむのは氣が出ていないからだと思います。氣を出せれば、それらは改善すると私には思われます。


氣の威力
1990年に書かれたやや古い本ですので、現役時代の王貞治さんや千代の富士さんを、藤平さんが指導した話もあります。
王さんがホームラン700本を達成する前に氣が出なくなってしまった時の藤平さんのアドバイスなどは興味深く思います。
江川卓さんに指導したことは、プロ・アマを問わず、野球選手の特に投手の方の参考になると思います。
現役力士を投げまくり、大勢の柔道家を相手にちぎっては投げといった痛快なお話や、その他の衝撃的なお話も確かに面白いですが、それらはあくまで氣を誰でも出せるようにするための方便として紹介されており、決してパフォーマンスを売る本ではありません。真面目に取り組めば確実な効果を得られる実践の書と思います。
藤平さんの本は数多く出ていますが、本書は、藤平さんの教えの原点と言える書と思います。

氣の呼吸法
上記の本から15年後、藤平光一さん88歳の書です。この40年前に欧米で出版され、いまだ版を重ねる“KI IN DAILY LIFE”を基にしたということです。
生命力を高め、心も静める氣の呼吸法が、易しく書かれています。


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Comments

ヨガナンダや水野南北、また不食を達成している一部の方々が実践している太陽凝視もいいかもしれませんね。

Posted by: teniko | 2009.09.27 at 06:15 PM

大丈夫でしょうか。 (T.T)
水晶を身に付けたり
グラウディングしたり
エンザイムが多いとゆう果物を食べたり

オ―ラ・ヒ―リング 『魂の保護バリア』 ス-ザン・シュムスキ-
によると、

「眼を閉じて、白、金色、菫色、ピンク、そのほかどんな色でもかまわないので、神の光で保護してくれる球体を頭上に想像します。それからその光が頭のてっぺんから足のつま先まで、身体の中心を貫く様子を思い浮かべます。この光線が自分のエネルギーの中心(チャクラ)から波動を繰り出し輝いて、神性の柱をつくり、自分のエネルギー・フィールド全体を満たすようすを視覚化してください。
美しい光がエネルギー・フィールドを神の愛、力、エネルギー、無敵の力、喜び、幸福、達成感で満たします。
神の光の波動と輝きを自分のなかに、また自分の周囲に感じましょう。あなたは自分の存在の光によって神に守られているのです。」と書いて有りました。長々と押し付けがましかったら申し訳ございません。

あと、内容とは関係ないですが、
痛みとか、苦しみとか、辛さとか、悲しみとか、避けられないものは引き受けて行こうと少し思うようになりました。 どうもありがとうございます。

Posted by: 祈り | 2009.09.27 at 07:35 PM

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