高校野球の異様さ
私は、子供の頃から、テレビで高校野球を見ると、いつも異様な感覚に襲われた。
高校野球自体は別に悪いものではないかもしれない。しかし、いかに全国規模の決勝トーナメントとはいえ、高校生の野球の大会の試合を漏らさず全てテレビ放送する異常さを感じない方がおかしい。
世の中には、もっと注目すべきものはいくらでもある。取り立てて、高校野球なんか見る必要があるはずがない。しかし、国家やこれと結託する大企業やマスコミに洗脳されると、そんな感覚を持っている者の方をおかしく思うようになる。
多くの国民が、高校野球にフィーバーすることで大儲けする団体があり、国家にとっても、税収の安定や国民の思想統制には大変に都合が良いので、様々な面でそれらを厚く保護しているのである。
高校野球は、スポーツや教育、そして社会を崇高なものにしているのか、あるいは、腐敗させ歪ませているのだろうか?
何も考えずに高校野球に熱狂、あるいは、それを楽しむことは、もしかしたら罪かもしれないのである。
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Comments
私も同じです。
Kayさんほど早い時期には気づきませんでしたが...。
NHKの「公正・公平・中立」が大嫌いです。
他のクラブ活動でがんばっている生徒が沢山あるなか、
野球だけを垂れ流すように放送し続け、どこが公平?
Posted by: す〜 | 2009.09.03 07:36 AM
★す〜さん
NHKといえば、「青年の主張コンクール」を親が必ず見るのですが、あんなものを聞くくらいなら死んだ方がマシだと思ったものでした。
Posted by: Kay | 2009.09.03 11:22 PM