悲惨はいつもこうして始まる
2005年のスピルバーグ版「宇宙戦争」では、宇宙人は、地球人を、ただ冷徹に観察していたと言われていた。
そのまま観察していれば良かったのに・・・
そうしたら、宇宙人は災難を避けられたのだ。
宇宙人は、地球人を観察するうちに、地球人に影響を受けたのだ。
それが不幸と悲劇の始まりだった。
バクテリアを観察している科学者は意識の変化を起す。そして、バクテリアに影響を受ける。
そして、バクテリアと人類は共同で世界に災厄をもたらす。
モディリアーニがジャンヌをモデルにした時、モディリアーニはジャンヌに強い影響を受けてしまった。
ジャンヌはモディリアーニにのり移ってしまった。そこから不幸は始まった。
全ては同じだ。
そして、人が実際に観察しているのは自分の心と身体だ。
心と身体をただ冷徹に観察しなさい。
心と身体に影響を受け、それらを自分だと誤解した時に悲惨が始まる。
超然として、心と身体から距離を置きなさい。
そうすれば、決して不幸になることはないであろう。
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Comments
そうですね。私も観照者の様で在りたいです(^_^)
Posted by: 祈り | 2009.08.23 02:25 PM
中村天風さんも同じ教えですね。
わかっちゃいるけど昼間になると
忘れるんですよね~(笑)。
そういえば今日の「笑っていいとも」で
女優の小雪さんが断食、少食のススメを
していましたね。
「おかげで頭が冴え、記憶力も良くなり、
肌ツヤも良くなりました。」と。
彼女の人気もまだまだ続きそうですね。
Posted by: でるお | 2009.08.24 12:31 AM
★祈りさん
毒にも薬にもならない1行レスは歓迎していません。
★でるおさん
ご無沙汰です。
確かに、小雪さんがたらふく食べているとは思えませんね(笑)。
中村天風さんは、私には小難し過ぎます。真理を掴んだ人なんですから、もっとシンプルに語ってくれればいいのにと思います。彼自体は、そうしたかったのかもしれませんけどね。
Posted by: Kay | 2009.08.24 06:49 AM