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2009.08.05

世界は心を映す鏡

「子は親の鏡」という言葉は、児童教育で世界的に著名な心理学者ドロシー・ロー・ノルト博士の詩の題名である。

「子は親の鏡」という言葉自体はよく使われるが、自分の姿の確認として子供を見るという人は少ないと思う。
では、子供がいない人は、自分を見る鏡はないのか?
いや、実は、全ての人が自分の鏡なのだ。
著名な作家の吉川英治さんは、「我以外皆我師」なんて立派な言葉を残しているが、「我以外皆我鏡」である。
人に限らない。
もっと分りやすく言えば、「世界皆我鏡」だ。
世界全体が自分の鏡なのだ。
世界は自分の心を映す鏡である。心が世界を創るのであり、世界は心の反映に過ぎない。
「自分の心が分らない」などと言うなら、世界を見れば良いのである。そこに、あますところなく、自分の心が現れている。

心が活動を止めれば何が見えるかというと、ただ輝きが見えるであろう。
天照大神が、鏡で自分の姿を見たように。鏡を自分の魂だと言ったように、自分の真の姿を自分で見ることはできない。
だから鏡を作ったのだ。
鏡(カガミ)である他人を、あるいは、世界を、我(ガ)を持たずに見れば、そこに見えるのは神(カミ)である。

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Comments

鏡の話は奥が深いですよね。これまで、いろいろなマスターが鏡の話を残していますが、私が好きなのは、黒住宗忠の言葉です。

「立ち向かう人の心は鏡なり、己が姿をうつしてやみん」

この言葉を始めて聞いたとき、震え上がるように感動しました。黒住宗忠と水野南北の話をしても、理解する人は、私の回りにほとんどいません。二人とも、江戸時代の人ですよね。こんなに素晴らしいマスターが、江戸時代から
いるのに、現代にその理念が広く生かされていないのは、誠に残念な事ではあります。私も、Kai san のようにはまだまだ及びませんが、できる範囲で一隅を照らして生きたいと思います。


Posted by: Hidesaburou | 2009.08.05 at 06:11 PM

★Hidesaburouさん
>「立ち向かう人の心は鏡なり、己が姿をうつしてやみん」
味わい深い言葉ですね。
本当に、誰も黒住宗忠や水野南北を知りませんね。
書籍も少ないですし、出てもすぐに廃版になってしまう。本当に、日本の誇りなのに。
私は、近代では後1人、岡田虎二郎を敬愛しますが、こちらも文献が少ないです。
私は、彼らの薦める行をそれぞれ1つずつ実践しております。

Posted by: Kay | 2009.08.05 at 09:43 PM

こんばんは(^^)
たまたま今 いろんな子供に接する機会があるのですが
>自分の姿の確認として子供を見る
と言うのは なかなか難しいです。

他人さんが客観的に見るから気づく…というか。
まぁどちらにしても「人のふり見て…」ですね(^^ゞ

Posted by: ネコちゃん | 2009.08.05 at 11:20 PM

★ネコちゃん
私は妻も子も妾もおりませんので(笑)、子供がどう自分を反映するのかは分かりませんが、嫌なヤツほど自分の姿を見事に反映していると気付きます。
偶然、電車の中で一瞬出会ったロクでもないと思う人間も、よく見たら自分だったりする。
面白いものですね。

Posted by: Kay | 2009.08.06 at 06:32 AM

ロクでも無いと思う人間も、よく見たら自分だったというのは私もよくあります。(笑)
すべては鏡ですね。逆に自分が変わると、相手も面白いように変わります。Kai-sanも経験しているのではないかと思いますが。だけど、悲しいかな、多くの人は、相手を変えようと一生懸命がんばるんです。それで喧嘩になって、お互い不愉快になって、ものすごいエネルギーを使って、つかれちゃう。これでは、本質的な解決にはならないんです。沢山に優れたマスターが古くから、この教えを説いているのに、何で現代の人間には、それが生かされていないのか? 本当に不思議です。

Posted by: HIdesaburou | 2009.08.06 at 06:15 PM

★HIdesaburouさん
いやあ、本当にどうしようもないですね。我ながら・・・^^;
使命感を持って、相手を変えようとしたりしますねえ(笑)。
ある意味、全てに無関心になることも必要かなと思っております。
自分が変われば・・・そうなんですよ。思いっきり邪まなことを考えている時に、回りから袋叩きに・・・って、これ、悪い方の例ですね^^;

Posted by: Kay | 2009.08.06 at 09:40 PM

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