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2009.07.13

2種類の散歩

この数週間、休みの日にかなり長時間の散歩をするようになってから思った。
散歩には、2種類がある。
1つは、歩くという軽い運動でリラックスし、美しい風景を見て楽しむというもの。
もう1つは、長時間、そして、今の季節であるから、暑い中をただ歩くという苦行のようなものである。

散歩が楽しいとか、リラックスして気分転換になるとかは、短時間、それも、夏であれば、早朝や夕暮れに行う散歩で、日中、数時間、20キロ以上も散歩すると、それは確かに苦行以外の何物でもない。

そして、私自身は、楽しい散歩ももちろん良いと思うが、苦行の散歩を求めているのである。
暑くても、疲れても歩き続けるには忍耐がいるし、我慢が必要だ。
いったい、何のためにそんなことをするのかというと、これにより、脳幹が鍛えられ、本能の力が増すと思われるのである。
脳幹を鍛えるには、生命の危険を感じるとか、不快さを我慢することが効果的だと言われる。
現代人がストレスに負け、元気がなく、人間性も歪んでいるのは、生命エネルギーに直結する本能の力が衰えているからであるが、それは脳幹が弱いからである。
引きこもりやニートは本能の力が弱いのである。彼らは、小さい頃から何でも与えられ、美味しいものを好きなだけ食べ、エアコンの効いた快適な環境で過ごしてきたせいで我慢をせず、そして危険な遊びもさせてもらえず、脳幹が鍛えられる機会が全くなかったのだ。

ひきこもりやニートは、まず、1日20km以上歩けば良いと思う。
さらに、家でも、エアコンを使わず、暑さに耐えることだ。
そして、私が思うに、最も脳幹を鍛えるのは空腹に耐えることと思う。間食などもっての他であり、食事を減らして空腹を感じるべきと思う。
空腹を耐えることが、最も大きな我慢を必要とすると思われるからだ。
私自身が、これら全ての実験をしているという訳であるが、まだ始めたばかりで何とも言えないと思うが、恐らく間違った方法ではないと思う。

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