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2009.07.04

食の慎みの中にも、ちょっとした例外があっても良いかもしれない

私は、喉が弱いこともあり、また、仕事がら目と頭脳を酷使するので、ブルーベリーエキス入りと、低カロリーのココア味のキャンディを摂っていたが、やはり1日1食の常に空腹な身には、あまりに美味しすぎて快感なので、どんどん量が増えてきた。煙草や酒も、このようなものかと思った。1日にそれぞれ3~4個ずつでは、体重が増えることもなかったのだが、先々週に、これらを摂るのをピタリと止めることにした。そして、簡単に止められたので満足できた。こういう経験をするためなら、時には余計なものを食べてみても良いかもしれないと思った。

今年98歳のはずだが、相変わらずご活躍と思う医師の日野原重明さんは、夕食だけの1日1食であるが、昼にビスケット1~2枚を食べるらしい。ただ、ビスケットをたかだか1、2枚食べても栄養を摂るというほどではないので、おそらく、単なる気分転換や、ちょっとした楽しみみたいな感覚ではないかと思う。

また、水野南北は、大金持ちでありながら、常に麦飯で、野菜は市場に落ちているものを集めて汁を作ったというくらいの粗食で少食であったが、酒は1日1合(約180CC)は飲んだと言う。

このように、食を厳しく慎んではいても、ちょっとした楽しみはあっても良いと思う。
ただ、私の場合、上に書いた通り、どんどん量が増えるようなので、やはり食事以外は何も摂らないことにした。意思の弱い者の哀しさである。

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