シュバイツァーより偉大な一生とは
シュバイツァーは、音楽家、神学者として成功と栄光の真っ只中の29歳の時、アフリカ原住民が医療サービスを受けることができず、難病に苦しんでいる現実を知り、「主よ、私が行きます」と決意し、30歳で医大に入学。38歳で医学博士となり、アフリカに向かいます。
戦争の中、ドイツに強制送還されたなど、苦難もありましたが、90歳を過ぎてもアフリカで治療を行い、さらに「生命の畏敬」という哲学を確立しました。
偉大な一生でありましたが、その行いは運命によるものです。誰もができることではありません。
真に偉大であると言えるのは、シュバイツァーが、その運命の中で、どのような思いを抱いたかです。
人は運命を選べません。しかし、必然たる運命は誰もに用意されています。
その中で、どんな思いを持つかが重要で、我々の一生が、シュバイツァーに必ずしも劣るものとは言えません。
実際、シュバイツァーより偉大な、片田舎の平凡な農夫がいても、なんら不思議ではありません。
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Comments
こんな詩を思い出します(*'▽'*)
大きな事を成し遂げるために力を与えて欲しいと神に求めたのに
謙虚さを学ぶようにと弱さを授かった
より偉大なことができるようにと健康を求めたのに
より良きことができるようにと病弱を与えられた
幸せになろうとして富を求めたのに
賢明であるようにと貧困を授かった
世の人の称賛を得ようとして成功を求めたのに
得意にならないようにと失敗を授かった
求めた物は一つとして与えられなかったが 願いは全て聞き届けられた
神の意に添わぬ物であるにも関わらず
心の中で言い表せないものは全て叶えられた
私はあらゆる人の中で最も豊かに祝福されていたのだ
・・・
Posted by: 祈り | 2009.09.19 04:37 AM
★祈りさん
その人って、よっぽど傲慢で、虚栄心が強く、欲深い人なんでしょうね。
気の毒です。
Posted by: Kay | 2009.09.19 10:00 PM
私のことかしら
(*'▽'*)?
Posted by: 祈り | 2009.09.20 02:31 AM
★祈りさん
そうだったのですか?
あなた以外に知るはずがないですが。
Posted by: Kay | 2009.09.20 07:35 AM