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2009.07.06

孤独な散歩

昨日の日曜日。
私は、朝10時過ぎに歩いて出かけた。歩く以外に、特に目的はない。
ブルーのスリムなジーンズに白のポロシャツ姿。小さなショルダーバッグの中には、携帯と財布と短刀型木刀(笑)。

どの道を歩いても、人とすれ違うことはほとんどないが、やたらに車が多く、車が近くを通るたびに、慌てて避けなければならず、自分が邪魔者であるように感じる。
車に乗っている連中を見ると、断言するが、車に乗らなければならない必然性はないはずだ。
いや、実は私も、つい最近まで、外出する時は常に車であったから分るのである。そんなのが当たり前になっている日本。そうでなければ、自動車産業の発達と、それが圧倒的な影響力を持つ経済の強力さが維持できない日本。
自動車産業は苦境と言われるが、今のところ、以前と何の違いもない。それを、さらに自動車産業を盛り返そうとしているのである。

レストランや百貨店や電気店等には、広大な駐車場がある。皆、車で来ることが前提であるかのようだ。
こういった店が沢山ある賑やかなところに来ても、本当に歩行者が少ない。
かつて、私も車で来ていた処なのだが、車で来るほどの距離でないことが分る。余計なものまで買ってしまうのも車で来ていたからだ。まあ、それも店の狙いではあるだろう。しかし、歩いて来てみれば分るが、本当に必要な商品なんてほとんどないのだ。

しばらく歩いて、歩行者ではないが、自転車で連れ添った5人くらいの中学生くらいの女の子達が私を追い越した。すらりとした身体つきの子が多い。自転車の走らせ方がサマになっているようなので、いつもこんな感じなのだろう。
一方、駐車場で、車から出てくる大人はもちろん、子供達や若者も肥満体形が多い。車で来て、脂肪たっぷりの美味しいものでも食べていくのであろう。
私は、既に5kmは歩いているが、夜まで何も食べないのである。

日照りが強くなってきた。
だが、私は、いわゆる、汗一つかいていない。以前の私は、かなりの汗かきだった。
汗は、汗が蒸発する際の気化熱により身体を冷やすために出る。実に精妙な天然クーラーだ。私はあまり暑いと感じておらず、風を感じれば涼しいと思った。
水分の補給なんてものも必要なかった。汗が出ないのだから当然かもしれない。

歩行者といえば、ネギが見えている買い物籠を持った年配の女性と、後は、シルバーカーと呼ばれる手押し車を押す老人の女性を何人か見た。しかし、歩道ですら、横からたびたび車が出てきて、見ていて危なくて仕方が無い。ましてや、歩道、車道の区別のない道は、お年寄りが安心して歩けるシロモノではない。お年寄りなら、多少は車も良いと思うが、多くのお年よりは車を所有しておらず、誰も乗せてあげない。
そして、子供から壮年までは車ばかり。日本がどんな国かを、よく表しているではないか?

ちょっと電気店に寄った。
インクジェットプリンタのインクカートリッジを買っておこうと思ったのだ。
浴衣を着た可愛い女の子達(間違いなくバイトだ)が出迎える店内。しかし、客は少ない。客の数に比べ、店員がやたら多い。たまたま客が少ない時間に来た訳ではないと思う。以前に何度か来た時もそうだったからだ。今や電気店は安売りが宿命である。ごった返すほど客が来てこそ採算が合うのであるが、そのための店員も必要なので、客が少ない時には(今ではいつもそうだろうが)、こんな妙なことになるのである。
私の欲しいインクカートリッジは「お取り寄せになります」とあった。そりゃ、少々古い機種ではあるが、何の不足もないので、新しいプリンタを買う気はない。
インクカートリッジの値段もAmazonの方が安い。ちなみに、日本人がいくらAmazonで買い物をしても、Amazonは日本に税金を全く納めていないことをご存知だろうか?全てアメリカに納税しているのである。

試しに、大型百貨店にも寄ってみた。
こちらは、いくらか客がいる。しかし、店員はやる気がなさそうだ。日曜なのだ。いくら別の日が休みになっているとはいえ、休みたいはずだ。
売れない電気店は、スペースが非常に縮小されているようだ。そもそも、プリンタのインク自体が見当たらなかった。

高校生までの女の子は、すらりとした子が多いが、男の子は肥満が多いように思う。
今の10代の男の子のジーンズのはき方は、相変わらず下にずり下ろした、どう見てもみっともないとしか思えないものが多いが、その他でも、ゆるめのものを履いていることが多い。
女の子は、すっきりしたものを履いている。流行のスキニータイプがよく似合っている子も何人か見た。やはり、脚がすらりとした子はこれがベストと思う。
単に男の子はスタイルが悪いのではないかと思う。脚がすらりとしている限りは、男だろうが女だろうが、ぴしっとしたジーンズがカッコいいのは当然のはずである。

午後1時過ぎに家に帰った。
たった3時間歩いただけで疲れる私は体力がないと思う。
こんなことでは、インドやペルーやエジプト、ましてや、アマゾンは放浪できない。
まずは、四国八十八箇所の巡礼をしようかと思う。誰か一緒に如何?(笑)

午後4時を過ぎたら、近所の大きな池に行き、その周囲をひたすら歩いた。
他にやることが何もないというのも幸いである^^;

本当に幸福になりたければ、政府や大企業の宣伝やテレビ放送全般を決して信じず、以下のことを行うように。
・食を慎め。
・歩け。できるだけ多く。
・車を使うな。
・どうしても必要でないなら何も買うな。そして、欲しがるな。
不幸になりたいなら、この真逆、つまり、大多数の日本人のやる通りにやれば良い。

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