七夕の願い
今日、スーパーに買い物に行ったら、スーパー内に、自由に七夕の短冊を書いて、その場でかけられるようにしたものが設置されていた。
高さ1.8メートルくらいの、笹の木に見立てたものには、ぎっしりと短冊がかけられていた。
文字の様子から見て、ほとんどが、子供か、せいぜいが高校生くらいまでが書いたものと思われる。
内容は、あれが欲しいこれが欲しいとか、CMに出たいとか、試験の順位向上といった、渦巻く欲望で、その場の気がすっかり汚されていたように感じ、近付くのも嫌だった。
先月放送された、アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の新作作品「笹の葉ラプソディ」で、SOS団団員達が、ハルヒに命令されて急遽書いたものだが、私は、長門有希と朝比奈みくると古泉一樹が書いたものを見て楽しく思ったものだ。ただし、25年後か16年後に叶えて欲しい夢である。これは、織姫、彦星にあたるベガとアルタイルまでの距離が、それぞれ、25光年と16光年であるからだ。ちなみに、それなら往復時間で考えなければいけないのではという指摘は、ハルヒの「神様なんだから、それくらいなんとかしてくれるでしょ」という見解で一掃された。
SOS団団員の願いは以下の通りだ。
◆朝比奈みくる
お裁縫がうまくなりますように
お料理が上手になりますように
◆長門有希
調和
変革
◆古泉一樹
世界平和
家内安全
である。恥じ入れ!欲深なガキ共!
ちなみに、主人公2人は、
◆涼宮ハルヒ
世界があたしを中心に回るようにせよ
地球の自転を逆回転にして欲しい
◆キョン
金くれ
犬を洗えそうな庭付きの一戸建てをよこせ
である。
ちなみに、私の理想は、長門有希が書いたものと同じだ。
しかし、今はまだ、個人的な夢もなくはない。長門までの距離は遠い。
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