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2009.04.29

般若心経を10万回唱える意味

般若心経を10万回唱えたという人の話を聞いたことがあるが、そのような人は特別な人間以外の何者でもないし、間違いなく常人を凌駕する大変な力を持っているはずだ。いや、般若心経10万回なら、ほとんど神に近い力を得ているかもしれない。
人のやらないことを数多く、あるいは長く行うことの威力は大変なものである。
法然上人は、「南無阿弥陀仏」の念仏を1日6万回唱えたと聞いたことがある。これは誇張かもしれないが、とにかく1日中唱えていたということと思う。それも一生であったと思われる。こんな人は、ほぼ仏と言って良いと思う。
円空という江戸時代の仏僧は、生涯に十万体の仏像を彫ったと伝えられている。これもやはり誇張と思うが、それでも大変な数を制作したことは間違いなく、しかもことごとに傑作であるようだ。
これらの偉人は、生活しながら般若心経を唱えたり、念仏を上げたり、仏像を彫っていたのではなく、般若心経を唱えながら、念仏を上げながら、仏像を彫りながら生活していたのだ。

そういった偉人の真似はほとんど不可能かもしれないが、いくらか現実的と思われる範囲でも色々聞いたことがある。
大変に有名な霊能家である竹内満朋さんのところに19歳の青年が弟子入りしたくてやってきたが、竹内さんは彼をあまり相手にしなかったようで、ただ「ローム太霊の本をぼろぼろになるまで読め」と言ったらしい。青年は、自分の未熟さを素直に認め、言われた通り、その本を本当に閉じ糸が取れてぼろぼろになるまで読み、それを持って再び竹内さんのところに弟子入りを志願しに行く。12年かかったようだ。すると、竹内さんは涙を流して喜び、「弟子になる必要はない。友人になってくれ」と言ったということだ。
おそらく、この本は、霞ヶ関書房の「ローム太霊講和集」(竹内満朋、寺見文夫著)のことと思う。本当に凄い本である。

斎藤一人さんは、本は7回読めば身に付くと書いておられた。しかし、御自身は中学生の時に論語を千回読んだとか、中村天風のある本は百回読んだとか、また、お弟子さんが、ジョセフ・マーフィーの「眠りながら成功する」を千回読んだとか、いろいろな話を見たことがある。

思うように何かを出来ないのであれば、これはと思う本を百回を目標に読んだり、あるいは、般若心経を、上記のように十万回とは言わないが、千回とかを目標に唱えてはどうかと思う。
ニサルダガッタ・マハラジは、西洋人がインドのマントラ(真言。呪文)を唱えて意味があるのかと聞かれた時、「驚くべき効果がある。あえてやってみることに意味があるのだ」と答えている。

私は、昨年末あたりから、神道の祝詞(のりと)である「大祓詞(おおはらえのことば)」を毎日上げているが、1日も欠かしていないとはいえ、1日1回なので、やっと125回である。
本も多く読んだものでも十回程度迄である。
それでも、かなりの効果を現実的に実感はしている。
引きこもりで外に出れなくても、これなら、心に傷や負担を負うこともなく出来、なおかつ、引きこもりには適性のある一種の行ではないだろうか。

私が10回以上繰り返して読んだ本は「マスターの教え」と「マジック・ストーリー」の2冊。上にあげた「ローム太霊講和集」は5回位。
最高の本と思う、ニサルダガッタ・マハラジとの対話を収めた「アイ・アム・ザット」は4回目で中断している。500ページある本である。百回読む候補はこれであったが、ラマナ・マハリシとの対話が収められた2冊の本「ラマナ・マハリシの教え」や「南インドの瞑想」も捨て難い。そして、ラルフ・ウォルドー・エマーソンの本も素晴らしい。
いや、その他にも、まだ素晴らしい本がある。
まだまだ、なかなか1冊に決まらないようである。

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Comments

本の読み方も、人によって違うのですね。
私は、正直なところ読書嫌いですが、おんなじ本や漫画を何十回(百?)と読むタイプなので(みんなそうだと思ってました)Kayさんの十回にはちょっと意外でした。
大祓詞というのは般若心経よりも長いですか?
私は無神経なんですが、そういう性格も何かを唱えることで改善しますか…?
ちなみに、私は前MRTにいっていました。

Posted by: MU | 2009.04.29 at 09:15 PM

★MUさん
私は何にでも興味を示してしまい、毎月何十冊も本を買うこともあり、なかなか同じ本を何十、何百回と読めません。
大祓詞と般若心経の長さですか?^^;
般若心経の方がずっと短いと思いますが、正確に計ったことはないですのでよく分かりません。ネット上で、2.5~3倍とか言っておられる方もいましたが、やはり私には何とも言えませんね。
性格改善ですか?
さあ・・・^^;
やってみなければ分かりませんね。
MRTは私も熱心に行ってました。30回位は行ったと思います。
ただ、待合室でソファーを一人で占領したりと、全然中心を掴んでいないような人ばかりだったし、リーディンガーの先生が毎日お昼に、蕎麦屋で漫画読んでるのを見て、なんとなく行くのをやめました。

Posted by: Kay | 2009.04.29 at 11:18 PM

ひとつの作品を作るのに打つノミの回数が約10万回です。ちなみに、法然さんの子孫(彼自身は結婚していないのでたぶん兄弟の子孫)にあたるので、似てるところがあるのかも(笑)

Posted by: 石彫人 | 2009.04.30 at 02:15 AM

般若心経に関する本で、一番気に入っているのは
「8マン」でも有名な漫画家、桑田二郎のものです。
自分の瞑想体験から、独自の般若心経論を展開しています。
多くはマンガ版なので、気楽に読むことができます。
「8マン」好きのKayさんは、チェック済みでしょうけど(笑)。

Posted by: バビル三世 | 2009.04.30 at 09:19 PM

★石彫人さん
なんと!法然上人と血の繋がりが!!
嫁においで・・・とか言ってみる^^;
10万回か・・・気が遠くなりますね。機械を使わない手間のかかる制作にこだわる心意気、立派であると思います。


★バビル三世さん
桑田二郎さんが宗教家に転向されたことは知っているのですが、宗教家としての彼に興味を持ったことがないのです。
「8マン」は心酔しています。むしろ平井イズムかもしれません。8マン自体、立派な宗教です(?)。
般若心経は、そのまま納得してしまっています。

Posted by: Kay | 2009.04.30 at 09:38 PM

霊止乃道を購入しました。Kayさん本当にありがとうございます。「わたしゃ何のために生きているのか」という疑問が一気に解決されたような気がして、何年ぶりかのような高揚感を感じ、とても嬉しかったです。
しかし、まずはこの本を7回読もうと決めました。そして、自分との約束事について(本書で触れられていましたが)、ほとんど労力のかからないような些細な事にいたるまで、自分に約束した事柄を守りきる!ことにします。多くの気付きを頂きました。本当にありがとうございます。

Posted by: R | 2010.04.06 at 10:56 AM

★Rさん
内海さんは、本当に際立った方で、天才だと思います。ちょっと誤解される部分も無いとは言えませんけどね。
7回。良いですね。あれは確かに、読み返す度に解放されていくような気がします。

Posted by: Kay | 2010.04.06 at 10:58 PM

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