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2009.03.16

ジョセフ・マーフィーの成功法則は理屈で納得できる

ジョセフ・マーフィーの成功理論を、著書の中で、理屈によってそれなりに説明してくれたのは、私にとっては2人いる。
1人は、発明家の中山正和さんだ。科学者として企業の中で活躍し、自らも起業するかたわら、サイバネティクスと大脳生理学を応用した優れた能力開発法を考案し、その手法は海外の一流企業でも高く評価された。
もう1人は、脳機能学者の苫米地英人さんで、こちらは、今、時の人と言えると思う。脳機能科学、計算機科学、認知心理学などの学者であると共に、実業家で、能力開発の専門家というあたり、中山正和さんと似ているようにも思う。
お2人の年齢差は50歳近く、中山正和さんは既に亡くなっておられる。時代の差ということもあり、最新の科学理論や能力開発理論を駆使した、若い苫米地さんの説くところは新しいのであるが、お2人とも仏教の教えというものを非常に重く見ていると思える。
極論すれば、最終的には仏教の解明になるのではないかと思う。
仏教学者のひろさちやさんが著書で書いておられたが、どんな天才といったところで、お釈迦様と比べればしょせん猿知恵というものかもしれない。

さて、お2人とも、特にジョセフ・マーフィーの成功法則について語ったわけではないが、なぜ、イメージしたことが実現するかについて、はっきりと説明している。
お2人とも、苫米地さんの言うところの、ホメオスタシスの働きにより説明されたものと思える。中山さんは特にホメオスタシスという言葉を使ったことはないように思う(ホメオスタシス理論は20世紀最初に出来きていた)。
ホメオスタシスとは、「恒常性」のことで、生体の状態を一定に保つための機能で、脳の間脳視床下部と呼ばれる場所がそれを司っている。
分かりやすい例でいえば、気温がどんなに高くても、逆に低くても、体温がほぼ一定に保たれるのがホメオスタシスの機能である。
イメージしたことがリアルであれば、ホメオスタシスはそのイメージを既に現実とし、客観的現実の方を、その主観的現実に合わせようと働くというわけである。そして、人のホメオスタシスの能力は実は驚くべきものであるので、うまく機能させれば、奇跡的なこともやってのけるのである。
中山正和さんは、HBC(ヒューマン・ブレイン・コンピュータ)という、人の脳と同じ働きをするコンピュータモデルを考案し、それを使って見事に説明してくれている。これを顕した、中山さんの「天才脳の構造・釈迦の悟り」は、限りない価値のある貴重な名著であるが、現在は出版されていない。ただ、古書では、案外、安価に入手可能だ。少し難しいかもしれないが、大きな夢がある人は是非読んで欲しいものである。

このような訳で、私はジョセフ・マーフィーの成功法則そのものには何の疑いも持っておらず、実際、何でも思い通りにしている。
ただ、今は心の成長のため無欲にしているので、別段、大金が欲しいとも思っていない。それでも、欲しいものは何でも買っているし、つい余分に買ってしまうので自分を戒めている。苫米地さんも煩悩は少ないそうであるが、お金が無限に入ってくるので、仕方なくブランド品を買うそうだ。ただ、幸い、フェラーリが好きなので、それにはお金を使うらしい。しかし、着るものについては、1枚千円のシャツでも、気に入れば満足なのだそうである。
だが、我欲でブランド品や高級車を求める人はまず成功すまい。ジョセフ・マーフィー自身の本でも、明らかにそう書かれていると思う。

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