惑星のようにが成功の秘訣
一流の人間は実にワン・パターンだ。
それは惑星の運動のようなものだ。
優れたスポーツ選手は、毎日、同じ時間に練習場に姿を現すに違いない。そして、それが一定しなくなった時が引退の時である。
そして、時間をかけての修正ならあるだろうが、毎日、全く同じ練習メニューを繰り返すのだ。
優秀な経営者もまた、毎日同じ時間に出社する。おそらくはかなり早い時間に。朝7時半以前に社長が毎日出社する会社が潰れた例は皆無であるらしい。
優れた芸術家は、毎日、定時に仕事を始め、食事やお茶の時間も決まっているらしい。
科学者も同様で、優れた物理学者であった竹内均さんは、東大に勤務しておられた頃、出勤時間、昼食時間、帰宅時間が全く一定であったことがよく知られていた。
また、優れた人間は、生活のあらゆる面が、ワン・パターンだ。
オバマ大統領は、夕食は毎日、ライスとサーモンとブロッコリーだし、宮崎駿監督は、毎日同じ簡素なお弁当1つを、昼と夜に分けて食べる。
イチローも、朝、昼兼用で同じカレーライスを毎日食べる。
それはやはり惑星のようなものだ。
これで成功の秘訣が分かったと思う。
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Comments
kayさん、はじめまして。
昨年末に美術ブログランキングから貴ブログを発見し、以来密かに通わせて頂いている者です。今回、勇気を出してコメントしてみました。
kayさんの唱える「少食」「神道」「芸術論」に強く惹かれます。特に「食は命」の考え方には目から鱗が落ちる思いでした(自分自身は、なかなか継続して実践できていないのが情けない限りですが・・・)
偉大な人々の生活が、惑星の運動のように定まったルーティンの積み重ねである、という分析には深い感銘を受けました。大宇宙の運動も、ちっぽけな私たちも、結局は全て同じものなのですね。
真理を語るkayさんの文体は滔々と流れる大河のようです。穏やかに澄んでいるのに、底が見えない、というか。
それでは、長々と書いてしまいましたが失礼いたします。
追伸:真面目な芸術論はもちろんのこと、たまに登場するハルヒちゃんの名前にまつわる逸話、とても好きだったりします。「ハルヒ」は「張る霊」だったんですね!名は体を表すとはまさに・・・。
Posted by: くろぐろ | 2009.03.19 08:22 PM
★くろぐろさん
はじめまして。
どうぞ、お気楽にコメント下さい。私もお気楽な返答しか出来ませんので・・・^^;
おそらく、偉大な人間の行いには意図というものがありません。決意も意欲もなく、行為者であるという自覚もないのだと思います。ただやるだけのことです。私には真似できませんね(笑)。
ハルヒや、その作者の谷川流氏とは縁があるかもしれません。偶然に入った喫茶店が、ハルにゃん達がよく集まる喫茶ドリームだったのは、私も驚きました。
Posted by: Kay | 2009.03.19 09:48 PM