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2009.03.06

定額給付金の正しい使い方

定額給付金を何に使うかということが話題になる。
私に関して言うなら、普段、買い物するお金は手元にあるし、余分に何か買う必要もない。
普通預金が1万円ほど増えるだけで、イレギュラーな出費(例えば、車検や家の修繕)が発生した際に無くなるだろうなといったところだ。

そもそも、給付金といったところで、税金が一部返還されるだけである。
税金は無駄使いばかりされているのであるから、30万円くらいは返って来るべきところを、たった1万円が返ってくるといったところで、別に使う必要はない。
地方によっては、この給付金を公共目的の活用のために返還することを呼びかける自治体もあるらしいが、それは筋違いである。給付金は、あくまで、もともと国民自身の金である。それを福祉のために出すなら、それは単なる寄付である。つまり、このような自治体は、給付金にかこつけた寄付を要求しているだけなのである。

小泉元首相も「もっと良いことに使えば良い」と言ったが、それ以前に、「下らないことに使うな」と言わねばならない。

政府の意図は、我々が定額給付金分だけを使うのではなく、それに手持ちのお金をプラスして高いものを買えということらしい。それで景気を刺激するということらしい。
これが、根本的に時代遅れの愚かな発想であることをはっきり認識しないといけない。
大量消費の社会が幸福な世界であるということをいまだ我々に信じ込ませ、我々を奴隷状態にとどまらせることで富を維持しようという連中の思惑をいい加減見破らないといけない。
大量消費というのは、無駄な消費を無限にしろということだ。
食欲をそそる食べ物が次々登場し、必要をはるかに超えた量の食べ物を食べて肥満し、病気になる。しかも、食べものの半分は捨てられている。
カッコいい車を無駄に生産し、まだ十分に乗れる車を買い替えさせ、産業廃棄物を大量に出し、買った方も、支払った大金を埋め合わせるために面白くもない仕事に隷属せざるを得ず、心を病んで身体も損なう。
大量消費の世の中は誰も幸福にしないと誰もがはっきりと自分で言わないといけないのだ。

大不況と言われる世の中は、実は正常な世界に向かっているのである。
大量消費とは異なる幸福があることを見出し、真の人間らしい生き方を求めるべきなのである。
日本に関して言えば、人生に対し、もともとが優れた価値観を持っていたのであり、それを復活させれば良いだけのことなのである。
とりあえずは、(脚が悪くて歩行に支障がある等)本当に必要でないなら、皆が自動車を手放せば良い。
歩いて買い物をするようになれば、余分なものを買わなくなり、食べる量も必要なだけになるだろう。そうすれば、肥満は解消され、皆が健康になる。

定額給付金は当然受け取れば良いが、余計なものを買うな。
別に、明日の不安にそなえよと言うのではない。明日に不安はないが、不要なものを得る必要はないというだけである。不要なものを求めない心構えが出来れば、必要なものは楽に得られるようになる。
不要なものを求めれば、欲望の増大に果てはなく、常に不満になり、それは不安の元になるのだ。

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