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2009.02.14

神秘主義者の成功とは

神秘主義者の成功とは何でしょう?
いかなることであっても、成功とはつまるところ自己満足かもしれません。
例えば、ミュージシャンの成功といった場合、曲がヒットし、大きな収入を得ることが一般的ですが、本人が満足していなければ成功とは言えません。逆に、本人が満足でさえあれば、いかなる状況であれ成功なわけです。
しかし、ある程度の物質面の成功、言い換えれば、お金を得なければ満足を得ることは難しいでしょう。
何らかの分野で成功したということは、自己満足と共に、ほとんどの場合は、ある程度の富が必要です。

神秘主義と世俗的成功とは、相容れないもののように思われます。
しかし、案外にそうでないと思うこともあります。
岡田虎二郎の岡田式静坐法を神秘主義と言ったら怒られそうですが、宗教的な面があることを岡田虎二郎も否定してはいなかったと思います。
岡田式静坐法は、道元の座禅や、法然、親鸞の念仏と根本では同じものと言っても良いと思います。
学生時代に岡田虎二郎の静坐を学び、以後70年以上に渡って実践し、80歳を過ぎてから95歳までに、岡田式静坐法に関わる書を3冊書いた柳田誠二郎さんは、「お金持ちになりたい人にも静坐は薦められる。これをやることで、正しくお金は入ってくる」と書いています。
柳田さんは、高校時代、心身共に危機的状況にあったのが岡田式静坐法で見事に甦り、社会に出てからは、日銀副総裁、日本航空社長を歴任しており、その言葉には説得力があります。また、岡田虎二郎自身、静坐を学びに来た人に、人生におけるお金の必要を訴えられた時、「金?腹に力がつけば、お金はいくらでも出来ますよ」と言ったということです。

ただし、お金を目的とした神秘主義が成功することはないと私は思います。
無欲であることが神秘主義者の成功の条件と思います。そして、無欲であれば、必要なお金は必ず出来るはずです。
神秘主義の正確な意味での成功は、生命の根源とでも言えるエネルギーに繋がるということだと思います。これに関して、戦後、来日して、座禅や岡田式静坐法を学んで本国に持ち帰って成果を上げたドイツ人哲学者、心理学者、心理療法家のデュルクハイムが、「肚―人間の重心」という世界的名著を書いていますが、彼も、その究極のエネルギーに繋がることで、結果として世俗的な成功も得られると書いています。世俗的成功は、目的ではなくオマケのようなものかもしれません。

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