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2009.02.19

高いところで吹く風のように

心には2つある。
1つは、活発な心で、我々もよく知るものだ。一般には、心とは、この活発な心のことである。
もう1つの心は、静かな心と言うべきものである。
この静かな心は、ほとんど意識されず、これがあると知る者も少ない。
活発な心はあまり相手にしてはならない。我々は、静かな心にこそ耳を澄まし、注意しなければならないのだ。
では、静かな心を感じるにはどうすれば良いであろうか?
それには、活発な心を鎮めることだ。
しかし、活発な心は、欲望や不安に翻弄され、静まることはない。
全てを夢とみなし、動じないことだ。すると、静かな心が立ち現われてくるだろう。
江戸川乱歩は、「夜見る夢こそ本当。現実が夢」と言った。言い換えれば、我々が現実と認識している世界は幻であり、実体はないということである。
ラマナ・マハリシはこう言っている。「目覚めは長く、夢見は短い。その他に両者に違いは無い」と。

全てを夢とみなし、静かな心に従えば、不安は消え、災難に遭うことは決してなく、安心して生きていられる。
ただ、それでも活発な心が騒ぐことがある。欲深過ぎればそうなる。残念ながら、現代の日本人の大半はそうである。食べ過ぎることで、過剰な栄養が異常性欲を引き起こし、さらに食欲を増大させて、その反動で餓えを恐れ、必要もないものまで持ちたがる。そして、自我は愚かなまでに自尊心を求める。そうなれば、活発な心は狂気のように騒ぐのである。
活発な心を静めるには、ただ食を慎むしかないのである。
そうすれば、静かな心に導かれ、高いところで吹く風のように自由な超越した者になるだろう。

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Comments

Kayさんがいう「静かな心」は、僕にもわかります。 すごく落ち着いていて、周りにも欲望に惑わされない。そして鋭い洞察力を持っている心のことですよね?! 
その静かな心は少食を実践している人のみが知るものなのだと思います。 

食を慎む素晴らしさは、無数ですね。

Posted by: ショット | 2009.02.20 at 01:24 PM

★ショットさん
全くです。
食を慎めば、ものごとが実にシンプルになり、子供の遊びのように簡単になります。
欲望が鎮まって静かな心が輝くと何の心配もいらないことが分かります。

Posted by: Kay | 2009.02.20 at 09:50 PM

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