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2008.12.15

無限のエネルギーは身近にある

アントニオ猪木さんだったと思いますが「元気があれば何でもできる」といったキャッチフレーズを使っていたと思います。
当たり前ですね(笑)。

しかし、昨今流行の「元気をもらいました」なんて言葉を聞くとゾっとします。
どうやれば元気をもらえるか知ってますか?
いじめをすることなんです。
元気をもらおうなんて人は、無意識的にかもしれませんが、いじめをやる人なんです。そして、無意識にやる行動がその人の本質です。意識してやらないといけないなら、本質とは違いますからね。
感動的な話で元気をもらえることは、そう多くはありません。しかも、感動的な話なんて、ほとんどがハッタリか作り物です。そこで、普段は手近な弱い人をいじめて元気を得ているのです。
ただ、そんな人というのは、エネルギーが乏しくて苦しいから、そんなことをしなくちゃいけないわけです。
子供をいじめる親や、逆に、親や家族に暴力を振るう若者なんてのも同じで、いじめる方はエネルギーが枯渇しており、その補充に必死なわけです。
学校や職場のいじめもそう。相手を苦しめることで、まやかしのエネルギーを得るのです。
ひきこもりというのは、知性や感性は正常なのですが、親や教師等にエネルギーを奪われすぎているのです。

エネルギーは外からもらうものではありません。自分の内に無限にあるエネルギーを使うべきなのです。
岡本太郎は、あなたも絵を描くことで、このエネルギーを汲み出せと言ったのです。
本来は、自分の内なるエネルギーを汲み出す方法は宗教にあったはずです。しかし、宗教の権威者が、自分にエネルギーを取り入れるために信者を利用するだけになりましたから、今の宗教はすっかり駄目になってしまいました。

老子や荘子では、この無限のエネルギーを秘めた道(タオ)のことを説き、人はタオと一体化することで無限のエネルギーを得られることを、老子は冷徹に、荘子は面白おかしく教えてくれています。
でも、多くの、老子や荘子の翻訳のあの教科書みたいな書き方では駄目ですね。
と、思いましたら、良い老子がありました。
ちくま文庫の「タオ-老子」です。英文学者の加島祥造さんの訳です。加島さんは、老子は理解できないものと諦めていたそうです。私もそうでした。しかし、加島さんは英訳の老子を読んで、老子の良さが分かったそうです。詩人、画家でもある加島さんが、老子をとても分かりやすく意訳してくれています。

Tao

また、加島さんは荘子についても、親しみやすく分かりやすい意訳にした「荘子 ヒア・ナウ」(PARCO出版)を書いています。
これらを読み、無限のタオから尽きることのないエネルギーを汲み出していただきたいと思います。
そして、すぐに無限のパワーと繋がる方法は、なんといっても少食です。おそらく、老子や荘子を読んでも、食の慎みがなければ、なかなかタオに繋がれないかもしれません。
無限のタオにアクセスするようになれば、不可能なんてあるはずがありません。

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