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2008.11.23

少食における、何をどのように食べるかの問題

少食を薦める方の中には、少食とはいえ、何をどのように食べるべきかを細かく厳格に定める方が比較的多いように思う。
何時に食べる、あるいは、食事の間隔はどのくらい空けるとか、水はどのくらい飲めば良いか(あるいは、どのくらい飲むべきか)、さらには、いつ飲むか。何を食べて良いか、逆に何を食べてはいけないかと細かい注意をされる方も多いと思う。これらの注意は、長年の苦心の研究の成果であることも多く、軽んじるわけにはいかないと思うが、そこまで細かいことを言われてはちょっと面倒と思うことが多い。
大切なのは少食にすることなのに、面倒になって肝心の少食もやめてしまってはどうにもならないではないか。

私が、少食の素晴らしさを理解することになった、江戸時代の観相家の水野南北は、ごく簡単には食の内容に関する注意を述べることもあったが、さほど細かくはなかったように思う。シンプルに、少食、粗食を奨励し美食を避けよと言うことが多い。
水野南北自身、酒は1日1合(約180ml)だけ飲むが(彼は酒が大好きである)、米は餅も含め一切食べないことを参考程度のように述べたりはする。肉食も少しなら決して禁止しているわけではない。特に老人の場合は、肉は消化が良いので薦めることもあった。また、魚、鳥は、人に食べられてこそ、その本分を果たすのであるという思想も肯定的に紹介している。
その他、時には聞かれて細かいことも言ったが、基本的には、本人の判断に任されたのではないかと思う。

少食であるからこそ、栄養について注意深く考えることが大事という、至極真っ当な主張をされる方は多い。
逆に、そんなことに全くこだわるなという人も実際にいる。ただ、その両者が必ずしも否定し合っている訳ではないことは言っておきたい。
例えば、少食療法で著名な甲田光雄さん(医学博士)は、50年以上に渡る研究から解明した少食のやり方を細かく指導し、それによる難病の治療の実績もキリスト級と思うが、栄養学を無視する人の意見を否定しない場合もある。彼の指導を受けた人の中に、1日に青汁一杯だけで元気に働いている人がいることも進んで知らせている。

私は、少食でさえあれば、よほど悪いものを食べない限り、食べ方に関して特に細かいことを気にする必要はないと思っているが、その理由を述べる。
私自身は、1日1食で、食べるのは、米(白米が多いが玄米にすることもある)少量と、豆腐、漬物の場合がほとんどで、時には、豆、根菜類のおかずを少し食べる。しかし、肉、魚は一切食べない。果物は、今なら、林檎、梨、柿などの1つを半分ほど食べる。ミカンなら1つ食べる。バナナは少食を始めてから食べていないが、食べるとすれば、多分、半分ずつ食べると思う(さっちゃんみたいだ)。
私自身がこだわるとすれば、お菓子を絶対食べないことだ。チョコレートやケーキ、シュークリームは本当は大変に好きだが、一生食べないつもりだ。ただ、自然なナッツやドライレーズンなら私も多少(一度に一粒だけ)は食べる。

では、肉や魚は絶対いけないかというと、食べないに越したことはないとは思うが、他人が食べることに関しては口を挟む気はない。卵なら少しは良いと思う。
栄養バランスに関しては、私は全く配慮していないが、私は血色良く、体力もあって健康である。物凄く痩せているというわけでもない(180cm、67kgだ)。
また、なぜ栄養バランスに配慮しないかというと、民族によっては、極めて少品種の食物しか摂らないが、大変に健康で長寿な人たちがよくいるからだ。ある民族は、轢いたトウモロコシしか食べないが、いきなりクロスカントリー選手権に出て、各国の一流ランナーに負けずに活躍していたし、ある種の芋しか食べないが、やはり健康な民族もある。
上にも書いたが、日本でも、1日に、青汁1杯だけの食事で健康でハードに働いている人も確実に存在する。
「不食」という本を書いた山田鷹夫さんにいたっては、趣味などで食べることはあっても、期間無制限で全く食べなくて平気だそうである。また、彼は完全不食になる前に、何を食べても大丈夫だということを、自らの身で試したと言う。放置して腐ったマグロやカキを食べても何ともなかったし、仮に環境ホルモンや水銀に汚染された魚を食べても、本当に健康な身体であれば適切に処理され、不都合は起こらないと言う。
そこまで言えるかどうかは私には確信はないが、世の中には、それこそ、ほとんどの販売されている食品がいかに危険で恐ろしいものであるかを訴える人がいるが、そんな人の言うことを聞いていたら、何も食べられない。あきらかに人工的、化学的過ぎる食品はともかくとして、それなりに自然に作られた食品であれば問題ないと思う。

昔、「生命思考」という本で読んだが、カニは、その甲羅を形成する元素が存在しない場所で生育しても、立派な甲羅を作るし、草しか食べないはずの牛の乳には、草に含まれないカルシウムが多量にあり、それを人間が有難がって飲む。上記にあげた、トウモロコシとか芋しか食べない民族や、青汁しか摂取しない人のことも考えると、生物は、必要な栄養なら自分で生成する能力を有するのではないかと思う。
さらに、私自身が確認したわけではないのだが、何も食べずに生きているような人も少ないながら存在するらしい。
最後の食べない人(科学的には「独立系栄養生物」で、俗にブリザリアンと呼称されるらしい)は証拠不十分なので別とするが、これらの事実から考え、やはり、栄養を配慮する必要はさしてないと私は考える。

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Comments

自分の口にする物に注意を払う事は大事ですよね。
ただ俺は自分で料理はしないので、出されたら全部食べます。
晩飯しか食べない事を決めて一カ月。今はコーヒーや水をがぶ飲みする癖が出て来てて、ちょっと困ってますが、なんとか続いてます。
たまに、たまには晩飯以外にも食べる時もあるんですがね・・。

体は本当に良くなりました。
オナ禁も一カ月続いてます。
水風呂も最近初めて見ました。
雪が降らない地域にいるので続きそうです。

ただ無理は辞めます。
出来る事をしますが、無理は体に悪いので。

Posted by: minami | 2008.11.23 at 11:24 AM

拝読
(^O^)/

Posted by: 露天の鷹 | 2008.11.23 at 07:42 PM

★minamiさん
ますます、いい感じになってきましたね。
まあ、多少のスッコケは仕方ありません。我々は人間ですから。
無理はいけないですね。
無理するということは焦っているということですからね。
のんびりいきましょう^^


★露天の鷹さん
多謝!
・・・って、本物かい?^^;
本物は、さらにいい感じでぶっ飛んでるようですが。

Posted by: Kay | 2008.11.23 at 09:01 PM

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