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2008.10.19

炎とナイフ

人間は、炎を見ると恐れもするが安心もする。
人間にとって炎は守り神でもあり、その尊さは我々のDNAに刻み込まれている。
ナイフ作りの巨匠ラヴレスは、人類にとってナイフは炎に次ぐ友と言う。するとやはり、我々のDNAにはナイフへの愛着が刻まれているのではないだろうか?
私はナイフが大好きで、見ているだけで何か嬉しくなるが、別におかしなことでもないと思う。

Opinel
上の写真は、フランスの国民的ナイフであるオピネルだ。
ごく日常の中にあるナイフ。ナイフには、そのようなものの中に名品がある場合も多い。ピカソもこのオピネルを愛用した。
ブナの木の柔らかい曲線のハンドルは実に暖かく、手にしっくりとくる。
構造はシンプルであるが、オープン時、クローズ時とも安全にロックできる。
また、実に安価だ。この刃長80mmの#8と呼ばれるモデルは売価で千数百円(Amazonで現在1220円)だ。

さて、もう1つ人間のDNAに深く刻み込まれているのは飢餓への恐怖だ。人間は餓えることを何より恐れ、食糧生産の技術を全力で進歩させてきた。特に日本では江戸時代、大名の実力を米の石高で表すほどであった。

しかし、人類は飢餓への恐怖に挑戦する時をずっと前に迎えている。
はるか昔、人類は脳を高度に発達させ、情報を高度に処理する能力を得た。情報の処理には、記憶と計算と判断の能力が必要であるが、それと共に意志が必要だ。
意志の働きはいまだ謎で、英国の天才数学者・物理学者ロジャー・ペンローズはツイスター理論という仮説を立てるが、それは一般的に考えると神秘としか言えない。

私の個人的説であるが、我々は、食欲に抗い、食物を分解、吸収、排泄するエネルギーを脳に回すことで、脳の神秘な力により、宇宙を構成する情報に働きかけることが可能となる。結果、世界は意のままとなる。
逆に、食欲に従うことで我々は世界の奴隷となる。
説の妥当性はともかく、結果はその通りになるであろう。

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Comments

こんばんは!

この記事を読んでいて、「そうかー、ナイフは不思議だよなー」なんてボーッと思ってたら、今とつぜん、「ふしぎなナイフ」という絵本を思い出しました。9年前に読んだ絵本です。

個人的に、とてもおもしろい絵本です。もし機会があれば観てみてほしいなあ、と思いました・・・Kayさんならどんな感想を持つだろう?という興味です(笑)。

しかしこういうちょっとしたキッカケで自分の内部から昔の断片がヒョイと顔を出したりすることの面白さを実感すると、もしも不食少食を大いに実践したら・・・と思うばかりです。

Posted by: 小笠原毅 | 2008.10.20 at 02:43 AM

★小笠原毅さん
「ふしぎなナイフ」面白そうですね。必ず読みましょう。小学低学年向け・・・私にベストマッチです!(笑)

Posted by: Kay | 2008.10.20 at 09:59 PM

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