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2008.10.17

理想の彼氏彼女とは

どのようなタイプの異性を恋人や結婚相手にしたいと思っているだろうか?
一般的な話であるが、若い女性であれば、相手の男性は「イケメンで背が高く、高学歴。年齢は自分と同じか5歳上まで。年収はできれば3千万円以上。スポーツマンで性格が良くて優しくて面白く、自分をお姫様のように扱ってくれる」といったところか?
男性であれば、「できるだけ若く、可愛くて、清楚で、男性経験は無いのが良い。優しくて控え目。自分を立ててくれる」あたりが理想かもしれない。

もし、上記のような希望を持っているなら、自由な人間になれないし、超人になることもないだろう。

上に挙げた理想の相手というのは、外部から押し付けられた価値観を現したものに過ぎない。
「そんなことはない。理想的過ぎるが、申し分のない条件だ」という声も聞こえてきそうだが、このようなものを我々に求めさせることが支配者の理想なのである。
つまり、安定して出来る限りの労働と税金を提供してくれる奴隷を育てるために押し付けた価値観なのである。
この価値観は、学校や、マスコミを通じた国家や大企業からの繰り返されるメッセージにより、幼い頃から我々に叩き込まれるものであり、拭い去るのは容易ではない。

「1人くらいまともに付き合おうと思ったヤツはいなかったのか?」
「全然ダメ!どいつもこいつも、アホらしいほどまともなヤツだったわ。宇宙人でも超能力者でもないし」
~「涼宮ハルヒの憂鬱」(谷川流著)より~

涼宮ハルヒが神に等しい力を持つ理由がよく表現されていると思う。
彼女は、あることがきっかけで、小学6年生の時に、押し付けられてきた価値観に疑いを持ち、それを捨て去ることとなったのだ。

政木和三さんの本にもよく書かれているが、夢を持つなら、一生かかっても絶対に不可能な夢を持てば良い。達成の可能性などどうでも良い。
それでいえば、彼氏彼女も、規格外れの望みを持つのも良いかもしれない。
その理由は、ハルヒが答えている。
「その方が楽しいじゃない!」

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