« 現代の斎藤一になる(ただしオダギリ版) | Main | なぜ少食、粗食で運命を好転させることが可能か »

2008.10.07

1日1食2ヶ月経過

本日で、1日1食の生活も2ヶ月になりました。
夕食だけ食べ、その食事も完全に菜食で、米は小さなおにぎり1個分程度です。
間食は一切しません。ただ、ノーシュガーのコーヒーやココアを時々飲みます。少し前まで、午後3時に缶コーヒーやミルクティーを飲んでいましたがやめました。

特に他人には言いませんが、1日1食で菜食と言うと、皆、「凄いね」「へえ!」「信じられないな」と一応は驚きの言葉を発するのですが、やはり奇妙に思っているのだという感じがします。彼らは、やはりその目的はダイエットだと思うのでしょうが(それ以外に理由が思いつかないのでしょう)、それにしても1日1食で菜食、間食なしはやり過ぎと思うようです。そこで更に、「ダイエットなど考えていない」「一生続ける」と余計なことを言うと、もはや私を変人としか思えないのかもしれません。
大方の反応には、「食べる楽しみのない人生なんて意味がないだろう」というものが感じられます。
「お腹空かない?」と聞かれることもありますが、当然空腹です。1日中空腹状態と言って良いでしょう。彼らにはそれが奇妙に感じるようですが、それは彼らには「空腹は異常なこと」という認識があるからです。私は、1日の大半で空腹を感じない方が余程異常と思っています。

食事の誘いも、社員旅行や送別会、歓迎会などの出席も一切やめました。
食事の誘いでは食べないわけにはいきませんので、もう「食べないから」とちゃんと話してお断りしています。社員旅行や歓迎会などの会社行事は、別に食べずに参加することも可能とは思いますが、それよりも価値観の全く違う連中とフリートークの場で同席することに気分的に耐えられないこともあり、参加しないようになりました。
少食を続けていると、普通の人間とは雰囲気が全く変わってくるのか、以前ほど断るのに苦労しなくなりました。いえ、簡単に断れます。

水野南北は、厳しく少食を守ることで運勢も必ず向上すると断言していましたが、まだ2ヶ月程度のことですのでおかしな期待はしていません。しかし、偶然かもしれませんが、良いことしか起こらないようになってきました。まあ、いかなる出来事も良いと思うだけのことですが(笑)。

先にも書きました通り、ダイエット目的では全くないのですが、体重も17Kg減りました。
体力の向上とあいまって、もともと速かった歩く早さが一段と速くなり、仕事帰りでも全く疲労感なく、駅からの2Kmの道を飛ぶように歩いています。
エネルギーが高まり、家に居る時は(友達がないので、休みは大抵家にいます)腹筋運動、スクワット(脚の屈伸運動)、腕立て伏せ三昧です。腹筋運動は負荷の軽い方式ですが、最初1日40回だったのが、現在は1日千回となりました。実は、2日前に、朝に2百回を1回だったのを、5百回の朝夕2回にしたのでした。今、お腹の筋肉、かなり張ってます(笑)。

以前は1日千円前後かかっていた昼食代や、それに加えて必要だった間食、飲み物、それに仕事帰りに買っていた翌日の朝食代が必要なくなり、週末に買い物に行った時の支払いも半分。お金が貯まって仕方ありません(笑)。節制の心構えができたせいか、無駄なものも買わなくなりました。無駄ではありませんが、1ヶ月ほど前、萌え美少女キャラのスポーツタオルを買ったのが最後です(無駄や!)。
考えてみれば、私の1週間の食費は千円に達しないと思います。

風邪を全くひかなくなりました。以前はよくひいていたので、風邪薬をしょっちゅう買ってましたが、今は風邪薬を見ることがなくなりました。
夜もすぐ眠れます。睡眠時間は約5時間で、以前はあった昼過ぎの眠気も全くありません。
お腹を壊すことがなくなったのも嬉しいものです。

そういえば、少食を始めてから、ブログの更新は1回も途絶えず。文章も長めになりましたが、苦も無くスラスラ書けます。実は、10の記事を書くと、没記事が3つ程度はあります。
仕事は、正直言って無関心ですが、ちゃんと出来ています。
ラマナ・マハルシが、「あなたは責任感を持って熱心に仕事をしていると思っている。しかし、あなたは何もしていない。それは自動的に進んでいく」と言ってましたが、大体そんな感じです。それが仮に、重要な大プロジェクトであったとしても全く同様だそうです。それは間違いないと思います。

↓よろしければいずれか(できれば両方)クリック願います。人気投票です。
人気blogランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ

|

« 現代の斎藤一になる(ただしオダギリ版) | Main | なぜ少食、粗食で運命を好転させることが可能か »

Comments

修行僧のような生活。
ひきこもりと小食は見えないものを見るのに
必要なことなのかもしれない。

小食で一番大変なのはやっぱり人づきあい
ですよね・・
昼ご飯食べないだけで大丈夫?食べなきゃだめだよ
って言われますから。
ほっといてほしいです。

Posted by: hiro | 2008.10.08 12:24 AM

自分を克服した後の最大の敵は
身近な人たちかもしれませんね。
そういえば、精神的快楽主義を主張したエピクロスという人も
「ある種の快楽は災いをもたらす」
と言って飢えない程度しか食事をしなかったとか。

Posted by: あき | 2008.10.08 12:52 AM

Kayさんの効果すごいですね!
こうなる場合、とりあえずじゃだめなんだろうなぁと思いつつ、引きこもりじゃないので、アウトサイダーは勘弁だなというのと、とりあえずだったり、行動科学的にとりあえず。(個人で工夫するべきだけど
少数の気合でいける人はそっちがいいけど、いけない人はこっちが向いてるのです。
まあ、気合でいける人だったら引きこもりじゃなくて、そこそこうまくいってるはずなのですが。(うつ病だったりするかもだけど
生命に重さはないはずなので、食べ物は特に考慮しなくていいはずだけど、健康面を考慮すると色々ありますが、統合すると斎藤一人さんあたりになるかも。

Posted by: hideto | 2008.10.08 02:16 AM

たしかに、良い仕事が自動的にできるようになってきたかもしれません!どんなことも面倒と思わなくなりましたし。
 前はパワー補充を食事とか間食に頼ってましたが、それが無いとなると、自然とどこからかパッワ〜が湧いてきますよね。

 余談ですが、初対面の人に一目で“すごい美人やな・・・!”と(なかば惚けたように)言われるようになったのも最近ですよ♪「魅惑」の能力は、大きな研究課題の一つでもあるので、それも高まっているのかしら?と。

Posted by: mikemike | 2008.10.08 12:53 PM

★hiroさん
修行僧?
とんだ生臭坊主ですよ(笑)。
ひきこもることは凄く大切だと思っています。ひきこもらないと分からないことは絶対にあります。
世俗に住むのは難しいですね(笑)。
でも、高く飛べば、地上で大騒ぎしている連中を尻目にどこまでもいけるはずです。


★あきさん
エピクロスも世間に背を向けたせいでちょっと苦労したでしょうねえ。
そうですね。彼の快楽主義は、豪邸や美食や名誉とは関わりのない精神的なものでしたね。脳内快楽であったのかもしれませんが、それは東洋思想にも通じそうに思えます。
案外、ひきこもりであったかも・・・と、本気で思っております。
私も脳内恋愛の萌えは好きです(笑)。


★hidetoさん
とりあえずなんて最低です。
こうと決めたら本気で取り組まないと何もできません。


★mikemikeさん
「すごい美人やな」で・す・か!?(なぜスタッカート)
それは凄い!私も言われたい!!(笑)
少食で魅惑力がアップすることに関しては、水野南北も認めています。身体が痩せるだけでなく、精神が太るという表現をしていますが、もちっとエレガントな表現が欲しいですね(笑)。でもまあ、感じは分かるように思います。
仕事が自然に進むことについて、あるインドの聖者は、池の底にいる者が水の表面に来たようなもので、あまりに簡単なので、子供の遊びになってしまうからだと言ってました。そこまで行くのはさして難しくはないと思います。

Posted by: Kay | 2008.10.08 10:09 PM

この記事何度も読み返してます。
俺もちゃんとします。

Posted by: minami | 2008.10.11 03:57 PM

★minamiさん
ありがとうございます。
道は必ずや開けるはずです。

Posted by: Kay | 2008.10.11 08:58 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 1日1食2ヶ月経過:

« 現代の斎藤一になる(ただしオダギリ版) | Main | なぜ少食、粗食で運命を好転させることが可能か »