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2008.09.02

天下を取れる6文字

ソクラテスは「汝自身を知れ」と言ったが、諸説ありながらも、これはやはり「身の程をわきまえろ」という意味と思う。
ソクラテスなど知りもしないと思うが、徳川家康が請われて語った天下取りの秘訣がまさに「身の程を知れ」であった。
このソクラテスの言葉は「度を越すな」という意味で通用し、まさに家康が好んだ孔子の言葉「過ぎたるはなお及ばざるが如し」に通じるものである。
万巻の書を読まずとも、この偉大な2人にして1つの言葉を憶えておくだけで天下が取れるのだからお得である(笑)。

江戸時代の観相学者、水野南北の書を読むと、まさに家康を思い出す。
南北の教えは、その誉れ高い観相学(顔や身体の相で鑑定する運命学)すら付け足しで、ただ、「食を節せよ」である。
南北はこんなことを書いていた。
白米や美味しい食事は貴人や高位の者の食事である。下位の者でありながら、そのようなものを求めるのは身の程知らずである。自分に相応しいものを食することが徳である。それでこそ、立身出世も必ず叶うのである。
そして、家康は下位の者の食事をした。白米でなく麦飯を食べ、おかずは1汁と2菜か3菜であった。また、今でも人気のある八代将軍吉宗は、やはり粗食で1日2食であった。
水野南北自身、人生を最低の位置から始め、相貌極めて悪く、若くして死す運命であったが、食を節することを知り、7つの蔵を建てる大長者となり、長寿を幸せに送った。

これだけ憶えておけば大成功間違いなしである。ゆめゆめ疑うことなかれ。

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Comments

吉宗が2食ということは、まずは2食から、でよさそうですね。(ぉぃ
いずれは1食を目指したいけど…。

Posted by: hideto | 2008.09.02 at 10:51 PM

★hidetoさん
2食なら立派ですよ。
ただし、粗食で間食無しなら・・・。

Posted by: Kay | 2008.09.02 at 11:01 PM

お久しぶりです。
「汝自身を知れ。」
は正確にはソクラテスの言葉ではなく、ソクラテスが聞いたダイモーンの声(啓示・神託)です。
ダイモーンについては諸説ありますが、神霊とか精霊などというふうに捉えられています。
大学時代ソクラテス・プラトンを専攻し卒業論文を書いたことを思い出し、懐かしく嬉しくなりました。
ソクラテスの生活ぶりもかなりの節制生活だったと考えられます。
しかし彼の場合は悪妻クサンティッペの存在によるごく自然な成り行き的な節制人生だったと考えられます。
一般的に(通俗的に)クサンティッペは悪妻と言われていますが、ソクラテスの仙人的生活を大きく支えたという意味では最高の良妻と言えます。

Posted by: タオ | 2008.09.03 at 07:20 AM

★タオさん
ご無沙汰です。
そうですか。今度、ダイモンーンかアニマ・ムンディにでも聞いてみましょう。
もっとも、真の自己と神霊に区別はないのかもしれません。実際、「汝自身」を霊的な真の自己と考えることもあると聞いたことがあります。

孔子も、唯一の欠点が悪妻だと言われていましたが、ソクラテスや孔子のような賢者ですら結婚相手を間違えるとは面白いものです。リンカーンの悪妻も大変でしたしね。
しかし、おっしゃる通り、案外、悪妻が彼らを育てたところもあると思います。
サルトルは、「男は結婚してはならない」と言ってましたが^^;

Posted by: Kay | 2008.09.03 at 10:02 PM

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