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2008.08.15

天使や妖精を見る方法

アントニオ猪木さんが「元気があればなんでもできる」を1つのキャッチコピーにしていることはご存知かもしれません。
また、成功哲学では「熱意を込めて強く願えば必ず叶う」とか言います。

当たり前やんけ(笑)。
しかし、元気を出すことと、熱意を持つことが最も難しいという当たり前のことを指摘されたら、みんな足元をすくわれた気分になるのではありますまいか?
責任者出て来い!・・・・と、沈着冷静な私が興奮してはいけませんね(笑)。

不食の超人として話題の山田鷹夫さん(「人は食べなくても生きられる」執筆時点で3年間不食)が、「やる気を出したければ食事を抜け」と別の著書(断眠)に書いていますが、その通りです。個人的には、山田さんはインパクトのあり過ぎるおじさんなので抵抗大きいのですが(笑)。

「やる気を出す」とか「熱意を持つ」というのは、妙な話ですが、天使や妖精を見ることと同じなのです(妙だ・・・)。
「20世紀最大の詩人」W.B.イェイツの著書にも書かれていますが、ケルト地方には現代でも(イェイツの生きていた1900年代前半のことですが)妖精を見た経験を普通に語る人々は多いようです。必ずしも彼らはそのことを外部者に簡単に語ってくれるわけではありませんが、心を開いて親しくなれば、いろいろ教えてくれたようです。彼らに「あまり食べない方が妖精を見やすいというのは本当か?」と聞くと、「当然だ。たらふく食ってるやつのところに妖精は来ない」と答えるようです。
妖精や天使は、精神的に元気で熱意のある人にしか見えないというのは当然でしょう。

ラルフ・ウォルドー・トラインも著書の中で「天使を見ることができると信じれば必ず見れる」と書いており、彼の百年越のロングセラーには、精神を元気や熱意で溢れさせる話が確実にありますが、食事に関しては控えめに「精神が発達した人間はあまり食事を必要としない」とだけ書いています。おそらくは、農業をはじめ、食品産業やその関係者に配慮していたのではないかと思います。
ある時から、35年間、全く何も食べずに生きたインドのクリスチャンの修道女テレーゼ・ノイマンも、自分以外の人が食べずに生きることについては「お百姓さんが困る」という理由から(他にも理由はあるのですが)薦めなかったといいます。

そこまで行かなくても、元気や熱意を出したければ、あまり食べないことです。
でもよく言われます。「食べる楽しみがなくなったら生きていて面白くない」と。
別にテレーゼ・ノイマンのように完全絶食することは勧めていません。食べる楽しみなら適度に味わえば良い。食べたくて仕方がないというのは、食べる以上に興味のあることがないということです。確かに、それでは元気や熱意を出す意味はありません。
逆にいえば、食べる以上に興味のあることがあれば、自然に食べなくなります。いわゆる、寝食を忘れるという状態ですね。
そして、更にその逆になるのですが、食べずにいると、好奇心が出て、やりたいことも出てくると思います。
私は、ひきこもりが悪いことだとは少しも思わない(むしろ美点の部分が大きい)ですが、やる気がなかったり、ニートだというのは、できればやめた方が良いと思います。
そのために、まず食事を少なくしてみてはどうかと思います。自主的にね(笑)。

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Comments

kayさんおはようございます

何か事が起きると、食欲不振に陥る私って繊細な女なのねって早とちりしてました
食べない方がやる気が出ていい考えが浮かぶって体が知ってるのでしょうね

失恋したときも何にも食べれなくなる方だったなぁ・・・懐かしいウフフフ


Posted by: ほのか | 2008.08.16 08:15 AM

ほのかさん、おはようございます。
おっしゃる通り、精神にショックを受けた時食欲が落ちるのは、本来は人間に備わった強化作用かもしれないと思っています。だって、落ち込み続け、食べないでいると、不思議にムクムクと力が湧いてきて復活します。
ふむ。では、失恋は多い方が良いのかなあ(笑)。
失恋や失業は人を強くすると言いますし^^;

Posted by: Kay | 2008.08.16 10:33 AM

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