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2008.08.27

古典の名著による仙人になる法

「列仙伝・神仙伝」(平凡社ライブラリー)という本が面白い。
「列仙伝」と「神仙伝」をまとめたものである。
その内容は、中国に伝わる仙人(導師も含む)を紹介するもので、仙人1人に関する記述がせいぜい1~2ページであるので、数多くの仙人が登場する。
著者はそれぞれ、名高い劉向および葛洪である。
特に葛洪は、仙人の存在を強く信じていたことが知られており、神仙思想と煉丹術の理論書である「抱朴子」を著している。

さて、この極めて簡潔に紹介される数々の仙人であるが、この短い紹介の中に、彼らの使う術、得た地位や職業と共に、ほとんどの仙人について、彼らの食生活を記してあるのが面白い。
仙人達は、特定の木や植物の根、実、花を食べたり、また、苔や岩石から薬を作って服用している場合が多いようで、ほとんどの場合、穀物は食べないと明記されている。また、全く(あるいはほとんど)何も食べない仙人もいる。
仙人達は、長命、または不死で、数百年以上に渡って活動していたとされるものも多い。また、殺害されても死体がなくなり、別の処に現れてピンピンしていたという仙人も数多く登場する。この死体がなくなるというのは仙人の特徴であるようで、よって仙人を尸解仙とか氷解仙ということもある。

昔の中国では、仙人になるための煉丹術が流行り、それで作られた薬を服用するのであるが、その原料が硫化水銀であるため、水銀中毒で死んだ者も少なくなかったらしい。
私は、西洋の錬金術が物質的な金を作るというよりは内的(精神的)変化の方法であるのと同様、煉丹術も後に発明された内丹術のように、物質的な薬を使わず、人間の内部で行うものが正しいのだと思う。
普通の人間が、健康で運に恵まれるためには少食にすれば良いが、仙人になるとなると食を断つ必要がある。普通は食を断つと死んでしまうので、大気中のエネルギー(気)や光のエネルギーを取り入れるための方法が考えられ、それが気功になっているのだと思うが、これらも実は究極的には精神的なものではないのかと思う。ただ、インドのヨーガにもクンバハカと呼ばれる特別な呼吸があるように、呼吸と精神、あるいは、エネルギーとは何らかの関係が強いのではないかと思う。
(他にもスーパーラーニングや速読術で呼吸法を取り入れているが、怪しげなものもあるかもしれない)
「荘子」にもゆったりとした呼吸の良さが書かれているし、ここはひとつ、静かで深い呼吸を時々行い、少食に徹することが仙人への入り口であるように思う。

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Comments

このへん取り上げていただいてありがとうございます。
ネットでスワイショウ4000回で倒れたおばちゃんがいるなんてあったのですが、1000回ぐらいなら大丈夫そうですね。
気は、一説には毛細血管を血液が流れるときに生じたエネルギーみたいです。
まだいまいち感覚的にもどういうのかつかめてないですが…。
ちなみにスワイショウは、重力だけでやると小振りですがぴりぴりきやすい気がします。

呼吸法はありますね。
気をイメージ法ととらえると、リラックスした集中状態がベストのようですので、腹式呼吸がよいようです。
もう1つの側面としては、丹田(中心の腸かな?)を刺激するという。
これは肥田式強健術の本にありまして、肌→内臓→脳と繋がってるようです。
内臓が健康になると、頭がよくなって、食事も自然と粗食になるとかならないとか。
こちらは胸式呼吸も取り入れてます。
気で言うと、内蔵の血流がよくなる=毛細血管に大量に血液が通る=気が大量発生し、しかも体に自然と循環する、かな?
イメージ法は極力排除されてます。

Posted by: hideto | 2008.08.28 at 12:26 AM

追記。

んー、やっぱやるとすぐにぴりぴりっとして、静電気が起きそうな気がします…。
ばちんっていきそうな気がして、とりあえずちょびずつ…。

Posted by: hideto | 2008.08.28 at 11:16 AM

★hidetoさん
なかなかエキサイティングなスイワショウですね(笑)。
そのおばあさん、倒れるまでやらないで欲しいなあ(笑)。
1日トータルで2千回くらいが非常に良いと聞きます。
呼吸も、ヨーガ、導引術、仙道、西洋魔法などでいろいろ違うようですね。
まあ、少食にしていれば、自然、気もめぐると思います。

Posted by: Kay | 2008.08.28 at 10:02 PM

いや、もう手を近づけると気を感じるというか…。
手を摩擦であっためて近づけるときと同じ感じで、静電気っぽくて怖いです。
スワイショウ自体は自然なのでエキサイティングとほど遠いですね。
タントウコウあたり取り入れたほうがいいのでしょうか?静電気でそうな感覚が苦手ですが…

基本は丹田付近と太陽神経そうの刺激、胸呼吸のは肺などを鍛えるんだとか。

Posted by: hideto | 2008.08.28 at 11:09 PM

連続ですいません(^^;
どうやらやり方が悪かったようです!
歩くときと同じで手を横(?)にしていると、両手の間に気が発生しちゃうのかな?
よくわからないけど、これでかなり。
こぶしを上に向けるとそんなに痛いほどにはならなかったので、これなら大丈夫っぽいです、多分。

Posted by: hideto | 2008.08.29 at 12:21 AM

★hidetoさん
そういえば、私も高藤惣一郎さんだったかの本を読み、「気の感覚が・・・」と熱心にやってたこともあります。
しかし、今は詳しくないです。スマン!
今は、少食が最重要と認識し、後は枝葉としております。

Posted by: Kay | 2008.08.29 at 09:48 PM

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