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2008.08.02

宇宙をつくりだすのは人間の心だ

イタリアの著名な社会学者アルベローニの著書に「宇宙をつくりだすのは人間の心だ」という本がある。
ただ、原題は“Valori”(価値観)であるらしい。
私は随分前にこの本を買ったが、読んでいない。多分、日本版のタイトルが気に入ったので買っただけだと思う。しかし、今、パラパラと中を見ると、実に良さそうな本であると思う。

宇宙を作り出すのは人間の心・・・これは私にはすでに自明のことである。
どのような出来事も、全て自分の責任であろう。
良い出来事も、極めて嫌な状況も、全て自分で作っていることは間違いない。
では、自分の好きなように世界を作り変えれば良いのであるが、言われる前から、誰もが自分の好きなように世界を作っていて、いま見ている世界はその結果である。
「どうすれば願いが叶うのだろう?」とはよく言われることであるが、全ての願いは叶っているのである。

この事実は、優れた本にもそのように書かれているが、私の経験上も確かである。
私が子供の頃、住んでいた団地の前に、大変に車の交通量の多い道路があり、信号機もなかったので、そこを渡ってお菓子や漫画を買いに行くのが大変だったが、私はいつも目をつぶって道路に飛び出した。そうやれば車はこないと確信していたのだ。そして、いつもその通りになった。
だが、これを真似した結果については私は一切関知しない。
山田鷹夫さんの書かれた「人は食べなくても生きられる」という本がある。この中で、山田さんは、腐って糸を引いたマグロの刺身や、消費期限をはるかに超えて放置したカキを食べても全く大丈夫と書いてあるが、その理由は「私が大丈夫と決めたからだ」と書かれている。
私のも同じような理由である。
他の人が腐ったマグロやカキを食べたらあたるだろうし、交通量の多い道路に目をつぶって飛び込めば、結果として自殺になる。尚、私は今ではこれはやらない。

私には、このような経験はザラにある。いや、実は誰もが同じであるはずだ。ただ、気付かないのだ。
だが、私は比較的に意識的であったので、子供の頃からやや神秘がかってしまった。
何かの疑問を持った時は、情報は向こうから飛び込んできた。シーラカンスの話を聞き、家に帰ってテレビをつければ、シーラカンスの特集番組をやってるとかである。
ある映画で、若い頃のジョディ・フォスターが集団レイプされるものがあるが、私はそのシーンを二度と見たくないと思った。ある時、妙な予感を感じながらテレビを付けると、まさにそのシーンであった。それも2度あった。

「涼宮ハルヒの憂鬱」のアニメを見た際も、「なんだ、涼宮ハルヒも私と同じか」と思った。原作小説では、彼女は、公園の土鳩が白ハトになればいいのにと思ったら、翌日はそうなったが、私も子供の時、「あの星が土星であればいい」と思って天体望遠鏡を覗けば、いつも土星だった。
このあたりの原理は、「涼宮ハルヒの憂鬱」の中で、超能力者の古泉君が解説してくれている。
ただ、再度言うが、誰もが同じである。ただ、意識するかしないかの違いはあると思う。
涼宮ハルヒだって、神の力を持ちながらも、結構、うまくいかないことも沢山ある。その理由こそ哲学である。解明している本をあげるとすれば、ラルフ・ウォルドー・トラインのものだ。以前から、宗教家の谷口雅春さんの訳した「幸福はあなたの心で」はあるが、文語体で読みにくいかもしれない。2004年に、新訳『人生をひらく「万能の鍵」』(サンマーク出版)が出ている。原題は“In Tune with the Infinite”だ。これを読み、神の力を自在に行使するが良い。

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