結婚しないことで日本を救える
世の中を変えようと、政治家や企業の不正を暴き立てても、あまり効果はない。
人気者の宮崎県知事が、選挙が劇的に政治を変えると言ったが、そんなはずはない。
世の中を変えたいなら、みんなが結婚しなくなればいい。
もちろん、好きな人と一緒に住み、子供を作るのは良いことだ。
しかし、結婚してはならない。
皆がこれをやると、初めて国家は本気で恐れ、全ては変わるだろう。
そもそも、結婚自体がおかしなものであることにいい加減気付くべきであろう。
お決まりのパターンであるが、人気者の芸能人が離婚すると「破局」とか言う。そんなの、破局でもなんでもない。単に一緒にいるのをやめただけのことである。
しばらく一緒にいて、やがてパートナーを替える。実に自然なことだ。
なぜ、一生同じ相手と過ごさなければならないのか?その理由は何か?
理由なんてあるはずがない。相手を替えるのが自然なのだから。
なぜ離婚があるのかというと、結婚があるからだ。結婚しなければ離婚はない。
よって、離婚問題などない。
離婚すると子供が困る?
そりゃそうだ。離婚したら子供が困るようにわざとしてあるのだから。
つまり、国家というのは、アフラックのCMではないが、1組の男女が一生一緒にいてくれるのが圧倒的に都合が良いのだ。安定した収入のある家族という単位が出来やすく、結果、安定した税収が得られる。結婚したほぼ全ての一般庶民は力を持つことはないので、大企業と結託すれば支配体制は万全なのだ。
ちょっと頭がいいだけの評論家やジャーナリストにいろいろ言われても、結局は世の中は支配者のいいなりである。
また、女性の労働条件が悪いことも、結婚制度の強固さに役立っている。
しかし、このような作為的、計略的なことがいつまでも続くと歪みが大きくなるばかりで、実際、日本はもう破綻している。
フィンランドあたりでは、結婚せずに子供を育てるのもごく普通で、それでも母親や子供にデメリットはない。日本とは逆に、そんな子供や母親が困らないようにしているのだ。
日本でもかつてはそうであった。江戸時代の長屋では、親も年齢も違う子供達が家族のように生活し、実際、どれが自分の子供か分らないこともあるが、食事時にやってきた子供には、誰にでもご飯を与えた。
金を払う風俗なんてなく、ちゃんとルールを作って夜這いしてたから(笑)、いろんな意味で人々の交流があり、皆が親しく、村は明るく活気があり、実は秩序も強固だったのだ。それを国家が弾圧し、税金のとれる風俗を手厚く保護し、国家は大きな税収を得たが、数限りない女性が不幸になったのである。
自分だけ結婚して得をしようなんて考えず、全ての人のために、皆が結婚をやめればいい。
パートナーを替えることなど、全く悪いことではない。
離婚は破局なんて考えるから、単に一緒にいなくなっただけで相手を憎んだり恨んだりして、結果、意欲をなくしたり病気になって不幸になるのだ。
光源氏のように、熟女に飽きたら次は少女と、蝶のように羽ばたけば良い(笑)。
かつて一緒に過ごした女性やその子供には、別れても情は残るはずだ。自分の子供だけでなく、そんな子供やその母親のためになら税金を使うのは良いと思うはずだ。
先にもあげたフィンランドは、経済大国でありながら、政治家の不正は驚くほど少ない。国民の豊かさや知性は日本を大きく上回ると聞く。
別にフィンランドの真似をせずとも、日本には比類なく素晴らしい精神文化があったはずだ(軍国思想ではない^^;)。それをちょっと復活させよう。まずは夜這いの習慣から・・・^^;;
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Comments
システム的にうまくやれば、結婚という概念を崩すこともできるんですがね。
結婚というのは賛否両論だと思いますので、一概には言えませんが…少子化を防ぐには最良かも。(笑
フィンランドは、そうなんですかー。
教育面が優れてるので、以前から関心はありました。
経済も、そして何より幸福度調査で2位なんですよね!
日本が43位というから…。(滝汗
他国を真似て成長する国ですから、フィンランドあたりを真似たほうがいいかも知れません。
Posted by: hideto | 2008.08.01 11:49 PM
夜ばいってドキドキしていいですなぁー(笑)
夜ばいで思うのが横溝セイシ(漢字失念)の八墓村の題材にもなった津山事件なんですがあの事件も明治以降から現在にいたる日本の無理な体制変化による歪みと捉えると納得できます。
あの犯人は村の秀才(エリート)という近代的な側面と夜ばいしまくりの色男という光源氏的な前近代的な側面を併せ持つある意味複雑な時代の複雑な人物であったと思います。
Posted by: タオ | 2008.08.02 12:31 PM
★hidetoさん
教育に関していえば、授業時間が日本に比べ圧倒的に少ないです。
日本は、これだけ授業時間が多過ぎるのですね。今の半分もいらないと思いますよ。
★タオさん
はい、夜這いはいいですね(笑)。
夜這いをこれほど明るく、平和的に行えたのは日本の誇りです。
十代の女の子ともどんどん付き合うべきですね。夜這いが盛んな頃は、女の子も、遅くとも15歳くらいで参加するのが普通だったと思います(男の子もですが)。
体制の無理な変化は、軍国化するための都合だったのだと思いますよ。
Posted by: Kay | 2008.08.02 06:30 PM
そうですね
軍国主義へ向かい敗戦があるわけですね
そして三島が死にました。
現在の日本は三島が憂いだ通りになっていると思います。
Kayさんの文章からも三島のような身を焦がす熱い魂を時々感じます。
Posted by: タオ | 2008.08.06 01:29 AM
三島由紀夫は自己犠牲こそ、男の最大の美学と心得ていたようです。
まあ、当時の作家には、このように考える者は多かったかもしれません。
同時に、三島由紀夫は自分を燃やすものを求めてもいました。彼にも何か足りなかった。そんなところに、彼の芸術があったように思います。
Posted by: Kay | 2008.08.06 10:05 PM
これは僕の求めていた思想です
文字によって具現化された姿を拝見できて嬉しいです
Posted by: | 2010.11.06 11:56 PM