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2008.07.12

真夏に冬服をキメる

夏目志郎さんの本で読んだのだが、真夏でも冬のスーツを着て、汗ひとつかかない夏目さんを見て、社員(夏目さんは社長である)が「社長は人間じゃない」などと言ったことがあるらしい。夏目さんは、「アメリカのエグゼクティブは、夏でも冬のスーツを着ていた。その気になれば、涼しい風を感じることができ、真夏でも平気なのだ」と書いていたと思う。
暑い中で、かすかな涼しい風を感じ、それで暑さをしのぐ。
なかなか印象深い言葉だった。

夏目さんは、日本に帰化したが、もともとは中国人である。
大金と、当時日本に1台しかなかったアメリカの高級車を持ち込み、日本でビジネスをするために来たが、詐欺に遭い、莫大な借金を背負う。
中国の姉からは、「良い家があったので、あなたのために買っておいた。車も運転手も準備している。夫の会社では重役のポストを用意しています。借金なら問題ありません。だから中国に帰ってきて下さい」と言ってきたが、夏目さんは日本に残った。そして、クリスチャンとなり、宣教師を助けて布教活動をした中で説得術を学び、35歳でセールスマンデビューし、百科事典セールスで大成功し、SMIという自己啓発プログラムの販売で4年連続世界一となり、その後独立したという人物である。

その時、なるほど、どんなに暑くても、涼しい風は吹いているものだと思った。
クーラーががんがんに効いていないと不満を言う人を気の毒に思うようになった。

私は、真夏に別の会社の人に、一緒にセールスに行こうと誘った。
炎天下の中、1日中歩いてセールスした。日本とアメリカの大学で柔道に励んだ彼は大変に体力があり、私は相当苦戦した(笑)。
なんと、彼は冬のスーツを着ていた。それでも、あまり暑そうでなかった。彼はその後アメリカに行ったが、今は帰国して経営者になっている。

沢山の苦しい中で、かすかな良いことを感じ、それで満足する。
それができれば、その人は傍目には不幸でも、本人は幸福であるかもしれない。
また、夏目さんは、あくまで大成功主義者であるが、かすかな良いことを感じるような人が成功するのかもしれない。
心理学者の岸田秀さんも、著書に書いておられたと思う。日常の、ほんのちょっとした良いことでなぜ満足できないのだろう・・・と。彼は、人生に目標などないと言う。だが、30過ぎて働き始めながら、大学教授になり(学長の座は逃したらしいが)、日本で最も人気のある心理学者になり、膨大な著書を出した。これを成功と言わず、なんと言おう。

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Comments

東洋医学的に汗をかいたほうが健康にいいので、冷え性なんじゃ?とか、代謝悪いんじゃないか?とかって思ってしまいます。
そういう自分は汗かきまくりなわけですが。(笑
最近は代謝アップでさらに。(汗
暑さは、ぼーっとしてるときや、集中してるときなら問題ないですねー、でも汗はかきますよ、かなり。
汗かかないのはきっと、水分補給の仕方とかもうまく、食事なども健康的なのかも知れません。

と、脱線しましたが、汗はかいても暑さを忘れる集中力は欲しいものです。

Posted by: hideto | 2008.07.12 at 06:00 PM

★hidetoさん
夏は暑く、冬は寒いのは当たり前で、それを感じさせないほど冷房や暖房を使うと、健康を害してきます。
多少は我慢するという心構えで良いのではないかと思います。

Posted by: Kay | 2008.07.12 at 11:03 PM

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