« 美という幻想 | Main | イタリアの大聖堂への落書き事件を考え続けた »

2008.07.03

まるで魔法

少し以前の夏のことだ。
会社の冷房して締め切った部屋の中に、大きなスズメバチが入ってきた。
女の子達は大騒ぎし、男性達は頼りになるところを見せようと新聞紙を丸め(笑)、スズメバチに近寄るが、スズメバチは敏感に、人が近寄ると向かってくるように飛び立つので、男性も思わずひるんで逃げる。
ところが、ドアの目の高さの位置にスズメバチが止まった時、一人の男性がそこに近寄った。男性は静かにドアを開けるが、スズメバチは、まるで身づくろいでもするかのように、脚で羽を擦るようにしている。ドアが大きく開いてから十数秒。スズメバチは何事もなかったように外に飛び立ち、男性も何事もなかったかのようにドアを閉めた。
まるで魔法だった。
彼とスズメバチの間には調和があった。彼に敵意がないからだ。
で、その彼とは私のことであるのだが・・・(笑)。

↓よろしければいずれか(できれば両方)クリック願います。人気投票です。
人気blogランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ

|

« 美という幻想 | Main | イタリアの大聖堂への落書き事件を考え続けた »

Comments

この話好きですよ。

最近は虫を殺すときでさえ、この虫が被った痛みや苦しみはどれくらいのものなのだろうかと想像するだけで心が痛むときがあります。

僕が女性だったら、虫を無我夢中になって殺ろうとする男性より、窓を開けてそっと、逃がしてやる男性のほうに魅力を感じるでしょうね。

Posted by: フジイ | 2008.07.04 02:22 AM

★フジイさん
私もこの話、好きです(笑)。
アルベルト・シュヴァイツァーは、部屋の中のハエを紙コップを使って傷つけないよう捕獲して、外に逃がしたといいますし、実験で蚊一匹殺すにも、苦悶の表情を浮かべたと伝えられています。
私が、発明家の政木和三さんの研究所に行った時、政木さんは部屋の中のゴキブリを親しげに部屋の外に出していました。
まあ、ものに限度はあるとは思いますが、無用な殺生は避けたいものですね。

Posted by: Kay | 2008.07.04 07:10 AM

かっこいいですね~。
この話好きです。(笑
無用な殺生以前に怖がりなので、女性と一緒に逃げます。(笑

Posted by: hideto | 2008.07.04 05:25 PM

★hidetoさん
かっこいいでしょ~(をい)
私なら女性の後ろに隠れますね(笑)
あんときは、たまたまうまくいったんでしょう^^;

Posted by: Kay | 2008.07.04 10:26 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference まるで魔法:

« 美という幻想 | Main | イタリアの大聖堂への落書き事件を考え続けた »