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2008.07.28

和式と洋式のナイフ

Buck119w

Hakorou
上は、米国BUCK社のシースナイフ119スペシャルである。通常モデルは、ハンドルは黒色の樹脂であるが、これはココボロの木でハンドルを作った若干高価なモデルである。
下は、伝統工芸師の認定を受ける刀匠、佐治武士作の和式狩猟刀「白狼(はくろう)」である。

119スペシャルは刃長15センチ。刃の鋼材はBUCK社独特の420HCというステンレス鋼だ。420はナイフの刃材によく使われる440という鋼材に劣るとされているが、この特殊処理された420HCはよく切れる上に、ステンレス鋼だけあって錆びない。ハンドルは上に書いたようにココボロであるが、プラスチック樹脂を滲み込ませた加工で強化している。
白狼は刃長12センチ。刃の鋼材は青紙2号である。ステンレス鋼と違い、手入れしないと錆びるが、切れ味はさすがである。ハンドルは樫の木で、いかにも落ち着きがある。最近は、和式ナイフといっても、かなり洋風なものも多いが、この白狼は極めて純粋な和式ナイフと思う。

ご覧のとおり、119スペシャルは美しく派手で、白狼は素朴ながら風格があるように思う。
私は、何とはなく、アーチェリーと和弓を連想する。一般にはアーチェリーの方が早く上達し、命中率も高いが、和弓は達人となると、驚くべき的中を見せるものであるらしい。
西洋ナイフは、持った瞬間、ある程度使いやすく感じるが、和式ナイフはちょっとクセがあるように感じる。ハンドルのカーブも西洋ナイフの方が手の形に添い、和式は非常にシンプルな形状である。だが、どういう訳か、和式ナイフは使い込めば使い込むほど手に馴染んでくる。そして、荒削りに作った和式ナイフのハンドルも、長く使ううちに深い色合いや艶が出てくる。
西洋ナイフは、消耗品であるという認識が大きいのかもしれない。だが、良く出来た和式ナイフは一生もんであり、子供や孫に譲ることもあるかもしれないと思う。

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