幸運と力
いまさらであるが。人間が現実的に切に欲するのは力と幸運であると思う。
そんなものは実に簡単なものである。
2つのことでそれは得られる。陰徳と自己制約である。
陰徳が幸運に、自己制約が力に対応する。
陰徳とは、例えば、公園を掃除するとか、寄付をするとかである。そういったことができなくても、電車の中では席を譲るか、少なくとも良い席を譲る・・・それもダメなら、せめて窮屈に座り、隣の人に広々と座ってもらえば良い。
私は、道を譲ることで運を稼いでいる。駅では、クロス方向に歩き合うことも多いが、自分が他人の前を横切らず、止まって先に行かせるようにしている。道で正面でぶつかる形になれば、相手が肩で風切るいやなヤツでも、こちらが譲れば良い。
おかげで良いことだらけである。
自己制約とは、例えば、酒好きならそれを控えるとか、チョコレートが好きなら、それを食べないとかである。一般的には、放縦(勝手気まま)に振舞うことを止めれば良い。
自己に加えた制約は、倍化した力となって戻ってくるのが経験上確実である。
The comments to this entry are closed.
Comments