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2008.04.26

夢と惑いがあざなえる世界で

大正・昭和の小説家・推理作家である江戸川乱歩は、サインを求められると、色紙に「うつし世はゆめ、よるの夢こそまこと」と書いたそうである。これは、「現実と思っているものが夢で、夜見る夢こそ本当の世界なのだ」という意味と思う。
だが、私は、江戸川乱歩が心からそう思っていたか疑わしい。そうであればいいのにという願望か、あるいは、それが真実であれば、早くそれを悟りたいという思いが、彼にそう書かせ続けたのではあるまいか?

夜、夢を見ている時、それが夢であることに気付き、「見破ったぞ」と思うことがある。
しかし、それは現実と思っている世界でもありうることなのだ。
夜の夢と現実で違いなどない。夢は短く、目覚めは長い。それだけの違いである。言ってみれば、両方共夢である。
現実と思っているものが、実は夢であるという手がかりは、時々ふっと現れることがある。感性を鋭くしていれば、より多くそれを発見できる。しかし、権威や制度に従っていれば、いつまでもそれに気付かない。そして、夢が死に至ったところでやっと気付くのである。ゲームオーバーというやつである。
この世が夢であることを見抜けば、何にも動じなくなる。そうなれば人生はショーのようなものだ。それがゲームだと思えば、そのゲームに上達し、その気になれば世界を動かすようにもなるだろう。


「まもちゃん!ちびうさが目を覚まさないの」
幼いちびうさを腕に抱えた月野うさぎが、恋人の地場衛に言った。
衛はちびうさを受け取ると、ベッドに寝かせ、
「こうして寝かせておこう」
と言う。
「目を覚ますかしら?」
心配するうさぎに、衛は、
「いいじゃないか、目覚めなくて」
と言う。さらに、
「ちびうさは幸せな夢を見ているんだ」
衛は明るく言う。
驚くうさぎ。うさぎが衛に、
「まもちゃん、あたしとちびうさのどっちが大事?」
と尋ねると、衛は
「決まってるじゃないか?俺が大事なのはうさこ(うさぎのこと)だけだ」
と言って、うさぎを両腕で抱く。しかし、うさごはその腕をすり抜けると、ちびうさを抱き上げる。そして、「まもちゃん」と衛に呼びかけると、衛は微笑んでうさぎを見る。
そして、うさぎは言った。
「まもちゃんは、夢の中でもハンサムだね」
衛の驚愕の表情。そして、衛も衛の部屋も消え去った。
~劇場版「美少女戦士セーラームーンSuperS ブラックドリームホールの奇跡」より~

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Comments

あ~、すべてが幻なんて~、
あ~、このまま、一人で眠らせてよ~・・・。

エロい夢の続きは、ずっと見ていたい!!

Posted by: トーゴー | 2008.04.27 at 04:18 PM

どこぞの魔物は、やってきた男の完璧に好みのタイプの女に化け、媚態の限りで誘ってくるそうだ。で、誘惑に負けたら喰われる。
トーゴーさん、一発で食われそうだ!
人のこと言えんが・・・^^;

Posted by: Kay | 2008.04.27 at 08:34 PM

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