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2008.03.03

世界を変える力

H.G.ウェルズの小説「The History of Mr. Polly」で、ミスター・ポリーは「自分の人生が気に入らなかったら、それを変えてしまえばいい」と言った。
このMr.Pollyはウェルズ自身の分身である。
英国の著名な作家コリン・ウィルソンは、自伝などでよくこの言葉を引用している。かなり気に入っているようだ。
インドの聖者ニサルダガッタ・マハラジも、滅多には言わないが「好きなように世界を作れば良い」と言ったし、その力が人にあることは認めていた。

ただし、それができるのは、精神の深奥にアクセスし、その感覚を無意識的にでも憶えている者だけだ。
ウィルソンも、10代の頃、まさに青酸カリを飲もうとした時に、その言葉を実感したのだ。真似はお勧めしない。ウィルソンは、それまでに十分な準備ができていたのだ。

精神の深奥にアクセスするとは、自分について、深く深く考えることだ。10代くらいの若い頃か、あるいは、非常な真剣さを持って自分について考える経験をした者は世界を支配する力に触れている可能性がある。
最近、初めて見たのだが、人気アニメの「涼宮ハルヒの憂鬱」で、ハルヒという高校1年生の美少女は、小学6年生の時、自分について深刻に考えた経験があることを明かしていたが、そのために、彼女は世界を作り変える力を持つのである。
アーマンド・ハマーという歴史的な経営者がいた。旧ソ連の歴代の最高権力者および米国の歴代大統領と交流したこの石油会社のCEOは、7歳の時、自分がどうありたいのかを全身全霊で考えたのである。

まあ、それが良いことかどうかは知らない。だが、その機会に恵まれるためには、自由な想像力が必要だ。学校に馴染む限りは、その機会は逸するであろう。
それと、やはり、なんらかの偶然が必要なのかもしれない。死にかけるとか、何か悲惨な目に遭うとか、自分自身がそうでなくても、そんなものを見るとかである。

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Comments

いつも思うのですが・・
良くそんなに気難しい名前が出てきますね
感心します^^;
やはりkayさんは、高知識人だと感心しますよ

今夜もwで・・

Posted by: ヒデピョ~ン。。 | 2008.03.04 at 12:08 AM

いやあ、本当によく出てきますね(笑)。
萌えキャラの名前を出していたら、百や2百では終わりませんよ(笑)。

Posted by: Kay | 2008.03.04 at 10:07 PM

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