天国の覗き方
「20世紀最大の詩人」W.B.イェイツの本に、妖精を見るためのアドヴァイスが書かれてあった。
絶食は妖精を見るのに有効であるかという問いに対して、「その通り。たらふく食ってるやつが妖精を見ることはない」と言われていた。
これについて、イェイツの自伝的小説である「まだらの鳥」に、主人公マイケルに投影したイェイツ自身の体験として書かれていることがある。
マイケル少年は、ほとんど食事を取らずに過ごすようになり、やがて、この世の美を超越するほどに美しい聖母に出会う。
これを確かに、幻覚と言うのであろう。他にも、海に浮かぶ精霊の少女が登場するが、その描写の美しさは圧倒的であった。これも幻覚かもしれない。しかし、至高の美であることもまた確かである。私自身、夢の中で夜空に輝く、この世のものとも思えない美しいマンダラを見たことがある。
最高の美は精神の中に存在する。至高の美が存在する精神を天国と呼んでも良いと思う。これを垣間見た者が芸術家になるのだと思う。
「天使も悪魔も、人の想いの中でしか存在できないのよ」
~アニメ「ぴたテン」天使の早紗の言葉~
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Comments
以前、kayさんが紹介された著者斉藤一人さんの『変な人が書いた成功法則』の本を古本屋で見つけ購入しました
変な人である私もまえがきから興味をそそり読むのが楽しみです^^
今後も色んな話題を期待していますよ
今夜のセミナーにwで・・
Posted by: ヒデピョ~ン。。 | 2008.02.26 01:45 AM
をを!買われましたか!?
これでヒデピョ~ンさんも大成功間違いなしです!
Posted by: Kay | 2008.02.26 09:57 PM