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2008.01.09

自由人

中国の古典「荘子」では、何ものにも囚われない自由人を理想とし、無限の宇宙に自由に遊ぶ不可思議な人物がよく登場する。
我々も、そのような存在を目指したいものである。
有名人の中で、豪快な自由人として生きた人といえば、私は岡本太郎さんと丹波哲郎さんを思い出す。
岡本太郎さんについては何度か書いたので、久々に丹波哲郎さんについて書く。
丹波さんは、俳優とも言えないようなペーペーの頃でも、他所の映画会社に行くと、当然のように、女子社員にラーメンの出前を命じていたらしい。「ああキミ!ラーメンを頼みなさい」と、あまりに堂々と言うので、女子社員は丹波さんが立派な俳優だと思って従ったらしい。当然、その料金はその会社の支払いである。
丹波さんにもサラリーマン時代があったらしい。ただ、入社時に渡された鉛筆は数年後にクビになった時も全く手付かずで残っていたらしい。そもそも、自分の机に居たためしはなかったようだ。上司から「何しててもいいから、居るだけは居てくれ」と懇願されたらしいが、「何もしないんだから居ても仕方ないじゃないか」という正論により、常に外で遊びまわっていたらしい。
本人いわく、仕事嫌いだそうで、俳優になってからも、マネージャーの採用条件は「仕事を取らない人」だったそうだ。
丹波さんは通訳として採用されたことがあったらしい。中央大学時代、英語関係のクラブに入っていたことから英語ができると誤解されたからだが、米軍のバーでバイトしていたので、発音は良い。まんまと騙して採用され、後はトイレなどに隠れて過ごしたようだ。

そういえば、天才写真家のアラーキーこと荒木経惟さんも、サラリーマン時代、自分が撮った写真を、会社のコピー機で何千枚もコピーし、それをあちこちに送りつけてデビューのきっかけを作ったと聞く。無論、天才が自分でコピーしてはサマにならない。女子社員に命じてやらせたのであるが、その写真たるや、女性の秘所の拡大写真などの超猥褻なものばかりであったという。

もちろん、彼らのような器のない我々が、彼らの真似をしてもうまくいくわけでもないだろう。だが、その器の作り方は、荘子も丹波さんも言うことは同じで、ものごとにこだわらないこと、善悪にすらこだわらないことである。他人をすぐに気に食わなく思ってイライラするようなみみっちい精神では自由人には縁がない。
例えば、働いていないからといって、遠慮しながらご飯を食べるべきではない。堂々と食えば良いのだ。
斉藤一人さんの本にあったが、ある男が、自分の弟が、かなりいい年でありながら、全く働かないと憤慨していたそうだ。斉藤さんは「弟が働かないと何か困るのか?」と聞くと、男は「そんなことはない。私だって経営者だ。あいつ一人くらい、俺が一生食わしてやる」と言ったらしい。人間の器が広がった瞬間である。斉藤さんが言うには、この世で困ったことは絶対に起こらないのだそうだ。
ちなみに、私も、全く働かずに給料をもらう程度の芸当ができる自信はある。というか、やってたのであるが(笑)。やり方?そのうち教えてあげよう。ただし、良い子は真似しないように(笑)。

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Comments

自由人ですか~
男のロマンですね!

最近、欲望に請ってる私です^^;
本音は、楽観的に生きたいのですが現実が重過ぎてぎっくり腰になりそうです(笑

今夜のセミナーにwで・・・

Posted by: ヒデピョ~ン。。 | 2008.01.10 at 01:14 AM

欲望を捨てるのが自由人の第一歩だとか・・・^^;
命も捨ててこそですが、捨ててはいけませんね(笑)

Posted by: Kay | 2008.01.10 at 10:08 PM

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