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2008.01.07

画家と彫刻

画家には、彫刻家を兼ねている人がいるが、有名なところではミケランジェロがそうだ。
ただ、ミケランジェロの絵を見て、彫刻家の絵とはあまり思わない。絵にも彫刻にもそれぞれ独立に徹しているようだ。
ところが、モディリアーニの絵を見た後で、彼の彫刻作品を見たら納得してしまった。
モディリアーニの絵のほとんどは人物画で、さらにその大半が一人の人間を描いたものだ。そして、背景はほとんど描かない。まさに彫刻をそのまま絵にしたようなものだ。
ピカソも岡本太郎も彫刻を作ったし、私の大好きな画家・イラストレーターのギュスターヴ・ドレも晩年には彫刻に手を出した。
しかし、考えてみれば、絵と彫刻の制作は真逆ではないかと思う。絵は基本的には線や色を加えていくが、彫刻はひたすら削り取っていくものである。
ところが、「脳の右側で描け」の著書で有名な美術教育家ベティ・エドワーズは、「絵を描くな、空間を描け」と主張する。これなら、空間を削り取る感覚であり、彫刻に通じるように思う。
ひょっとしたら、画家の多くは、彫刻のような制作を好むのではないかと思う。というか、ほぼ間違いないと思う。
池田満寿夫さんもまた、晩年に陶芸や彫刻を制作したが、絵よりもむしろこちらが向いていたのではないかと思う。また、池田さんは版画家として有名だが、油彩画を捨てて版画家になった理由について、「1枚あたりの単価の低い版画の方が油絵より売れると思ったから」などと言ったようだが、むしろ、版画の修正の仕方の方が、油彩画より彫刻に近いからではないかと思う。もともと、池田満寿夫さんは、「撲の絵は消去法。消したい欲望の方が強い」とよく言っていた。まさに彫刻の制作手法と思う。池田満寿夫さんはモディリアーニが大好きだったようだが、それも頷けるような気がする。

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Comments

今晩は、ジュクジョスキー・エロエロビッチです(笑
ただ今飲み会から帰ってまいりました
(^^)/
人間として生きることを思えば右脳を発揮できる人生の方が幸せだと思います
でも私は、現状に押さえつけられた悲しい種馬です(笑
あまり深く考えずに生きたいと思います

今夜のセミナーにWでポイポイッ

Posted by: hidepyoon.. | 2008.01.08 at 12:52 AM

お名前、気に入っていただけて何よりです(笑)。
私のようなIT技術者は基本的に左脳派です。ゆえに芸術とエロスを目指すのです(?)

Posted by: Kay | 2008.01.08 at 09:40 PM

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