汝、邪な目でミニスカートの脚を見るべからず?
アイドルグループAKB48の一人が、少し前に「ミニスカートから出ている脚を見るオジサンはチカン」と発言して、大変なバッシングを浴びたらしい。なんでも、「見られるのはかまわないが、オジサンは嫌。どうせなら女の子に見られたい」と言ったそうな。
私、昨年末の紅白で初めてAKB48を見て、ついファンになったものである(笑)。それに関連したAKB48の特集映像も見たが、確かにみんなミニスカートが抜群に似合っていた。
ことの是非は問わないが、肝心なのはこういうことだ。
おじさんが、彼女のミニスカートから覗く脚を、イエスの言われる「罪と言える邪な目で見た」かどうかは存ぜぬが、ここはそういうこととしよう。
しかし、彼女の脚を「邪な目で見るおじさんの欲望」と、「女の子に見られたいという彼女の欲望」に絶対に優劣など無いと断言できる。どちらもただの欲望である。
優劣などあり得ないものに、彼女が勝手に善悪を設定したことが問題であるのだ。
尚、彼女の善悪の基準に何の意味もないのだから、「あなたの主観ではそうですか」と軽く流せば良い。彼女は世間を変えられないし、世間も彼女を変えられない。それだけのことである。
かつて、ブルック・シールズは11歳の時、「人が私をセックスの対象と見ても構わない。私は傷付くことはない」と言った。大したものである。さすが大物になる人は違う。
しかし、誰でも18歳くらいまでにはこう悟って欲しい。上のAKB48のアイドルは今年成人である。
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Comments
良くぞ言いましたね(拍手)
見られたくなければズボンにするべきです!
何てね・・
見られたい願望対象は、オジサンにせよ女の子にせよ大して変わりないと思います。私も・・^^
魅力があるから見られる!
その様にポジに解釈できるようになれば彼女は、もっと魅力的な女性になると思いますが・・
sexの対象なら究極ですね^^;
今日もWで・・
Posted by: ヒデピョ~ン。。 | 2008.01.31 01:49 PM
自分の好き嫌いでものの価値付けをする間は、アイドルとしても、まだまだ3流です。
おじさんに見られる有難さというのもありかと。。。
Posted by: Kay | 2008.01.31 10:31 PM