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2007.12.28

遷移の神秘

こんな画家がいた。
毎日熱心に絵を描いていたが、なかなか良い絵が描けなかった。だが、ある時、ついに絵の神様が降りてきた。早速上京し、絵を出版社に持ち込んだが、なかなか相手にされなかった。しかし、自分の絵に自信があったので気にならなかった。すると、通俗的な雑誌が絵を採用してくれたが、その様な雑誌の方が発行部数が多いこともあり、一気にブレークした。

絵画に限らず、楽器演奏、スポーツ、武道、学問、ビジネス、コンピュータプログラミングなど、初心者から始めて根気よく励んでもなかなか目に見えて進歩しない。しかし、ある時、まさに「神様が降りて」きて、以前はできなかったことが軽々と出来るようになるといったことを多くの人が経験していると思う。

どのようなことも、コツコツやるのが大事であるが、進歩というのは、ほとんどの場合、段階的ではなく一足飛びである。
私は、中学生や高校生の頃、毎日腕立て伏せをしていたが、10回しかできなくても毎日やっていると、ある日、不意に身体が軽く感じ、30回できた。さらに毎日やっていると、ある日、身体に力がみなぎる様な感覚があり、やれるところまでやってみたら100回に達した。それが高校1年生の時だが、別に武道家を目指す気もなかったので、それで飽きてやめてしまった(笑)。
専門のコンピュータプログラミングも、最初は数行プログラムを書くのも気力がいったが、ある時、コンピュータプログラムの神様(あまり聞かないが)が降りてきて、いわゆる、目をつぶっても、いや、眠ったままでも自在にプログラミングできるようになった。

もっと壮大なレベルの話となると、中国出身で米国人の偉大な経営者、作家のチン・ニンチュウの著書にある話が面白い。
あるコンピュータソフト会社の経営者は、年収が30万ドルしか(!)なかったが、自分の欲しい豪邸を買うには年収300万ドルが必要だった。しかし、それは到底不可能に思えた。
しかし、彼は、そのようなことを信じることができるよう意識変革の練習を始めた。すると、10ヶ月後にブレークし、豪邸が買えるようになった。ただし、いざそうなると豪邸に興味がなくなっていたのだが。
この書籍では、「飛躍理論」というものが、彼にインスピレーションを与えたとある。
飛躍理論とは、昔、量子飛躍と呼ばれていたものと思われるが、いまは量子遷移と呼ばれる。簡単に言うと、電子は原子核を回っているのだが、ある軌道から別の軌道に移る際、どうやって別の軌道に移るのかがさっぱり解らない。どう見ても、テレポーテーションしているとしか思えない。外側の軌道に移った時は電子のエネルギーが大きくなったということなのだが、文字通り、一気に外側の軌道に移るのである。
彼は、自分にもそのようなことが起こると考えたのである。
まあ、それが論理的かどうかは置いておいて、何事も進歩は一足飛びということは確かである。また、量子力学は一般的な意味においては、論理的と思えないところがあり、かのアインシュタインですら、「神はサイコロを振らない」っと言って、量子力学を認めなかったこともあった。アインシュタインには量子力学が論理的と思えなかったのだと思う。

こと、可能性の話となると、いつも論理的に考える必要はないか、むしろ、考えない方が良いかもしれない。
ところで、私の絵にはなかなか神様が降りてこない(笑)。1つには、良い絵とは右脳で描くもののようであるが、私はコンピュータソフト開発のため、左脳を鍛え過ぎたこともある。これからは非論理的に徹することにしよう(笑)。

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Comments

おはようございます
今年も残り2日と為りましたが如何お過ごしですか!?

私は、大晦日まで仕事がありバタバタしています^^;
kayさんのBlogと出会い色んな知識がRECでき勉強に為った一年でした
これからも記事内容で皆を征服して下さいね(笑
来年もヨロピクお願いしまぁ~す
(^^)/エロスの師匠

Wでポイッとな・・

Posted by: ヒデピョ~ン。。 | 2007.12.30 at 09:33 AM

昨夜は日付が変わる前に帰ってこれず、4ヶ月振りに更新が途絶えました^^;
まあ、単なる忘年会でしたが、私も普通だなあ。
はい、来年はエロスもパワーアップしますので、よろしくお願いいたします。

Posted by: Kay | 2007.12.30 at 10:48 AM

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